晩夏の香り豆
香ばしく
甘く
うっとり
魅惑的な
晩夏の香り豆
台風10号は歩く速度の超スローペースで日本列島に接近中。
昨日の時点でも自転車並みのスピードでしたが、
自転車も降りちゃったのか、同じ場所にすっと留まり続けるため、
九州、四国など今後、猛烈な雨や風に厳重な警戒が必要なようです。
台風から離れた地域でも前線が刺激され、線状降水帯が発生、
岩手県では短時間に猛烈な雨が降るなど大荒れの天気が続いています。
札幌も昨夜はかなり強い雨が降りましたが、朝は青空も見えてきました。
でも油断禁物、天気情報は要チェックですね。
昨日、地下鉄直結のご近所スーパーの開店直後に店内を通りかかった時、
ある売り場にお客さんが詰めかけていて「うん?何だ?」と思ったら。
そうです、お米売り場。朝一番に入荷した数少ないお米の袋が次から次へと
カートに載せられていました。なかにはベビーカーを押したママもいて、
「そうよね、お米ないと心配よね、買えてよかったねっ」て、ほっとしました。
まもなく新米の季節になりますから、米不足は解消されるはずですが、
この台風10号が収穫寸前の田んぼに被害を与えないか、凄く心配。
梨や葡萄、林檎など秋の味覚に影響が出ませんように。
祈るような気持ちで天気図を見つめる朝であります。
そんな折、夫の故郷新潟から晩夏の味覚が到来しました。
米どころ新潟のもう一つの名産品「新潟茶豆」です。
香りがよく甘く旨みたっぷりの枝豆で
産毛や薄皮が茶色いことから「茶豆」と呼ばれています。
新潟県の枝豆作付面積は全国一、日本一の生産量を誇りますが、
不思議なことに出荷量は全国7位。
そのワケは新潟の枝豆があまりに美味しくて、
家族、親戚、知人の間でかなりの量を消費してしまうかららしい。
美味しすぎて新潟県内で食べちゃってよそに出す量が減るって笑える。
確かに、札幌の我が家からも夫の故郷からこうして送られてきたわけで、
統計的には県内消費ってことになりますものね。
さあ、さっそく「新潟茶豆」茹でましょ♪
新潟自慢の枝豆は早生の「新潟えだまめ」、この時季の「新潟茶豆」、
そして9月上旬頃の「新潟あま茶豆」の3つに分けられます。
茹でると特に芳醇な香りが広がるのが「新潟茶豆」。
う~ん、キッチンから家中に香ばしい香りが花開きます。
なんというか、お茶屋さんで高級焙じ茶豆の焙じているような、
なんとも香ばしく、甘く、コク深く、うっとりする香り。
この茶豆独特の香り成分は
「2-アセチル-1-ピロリン(2AP)」という物質だそうです。
2APはパンやポップコーンなど食品を焙焼香をして知られ、
1982年にタイ料理など食される香り米の香り成分として報告されたことで
注目を集めた物質で、特に加熱に伴って生成される香気成分。
トースト、ポップコーン、香り米、焙じ茶、そして茶豆、
そのうっとりする香りの正体は「2AP」だったのねー。
香ばしく、甘く、コクがあって旨みが濃い。
新潟茶豆はひとつつまむと、もう手が止まらない。
ぷちぷち、ぱくぱく、エンドレスに食べ続けちゃう。
晩夏の香り豆、甘い誘惑に負けそう(笑)
(写真は)
新潟自慢の香り豆
「新潟茶豆」
夏の日照時間と手間暇が育てた逸品


