たのしのブリ
ごまさば
りゅうきゅう
あつめし
うれしの
たのしのブリ
パリ五輪もいよいよ最終盤。
夜中の2時半ごろにパカッと目が覚めて、そのままテレビの前へ。
女子やり投げ北口榛花選手が堂々の金メダル獲得の瞬間を生で観ました。
残念ながら金の決め手となった1投目は見逃しましたが、
インターバルの「もぐもぐタイム」はしっかり目撃しましたよ。
床に肘を立てうつぶせになって、足首をぷ~らぷらしながら、
日本記録を出した時に食べて以来「ゲン担ぎ」となっているカステラを
お上品にちぎりながらお口へポイ、ぱくぱくもぐもぐ、
観ているこちらがほっこり笑顔になってしまいます。
が、ただ無邪気におやつを頬張っているわけじゃない。
投擲の合間にお腹を伸ばし骨盤などをリラックスさせる重要な意味があり、
傍目にはのんびりもぐもぐタイムに見えるかもしれないけど、
アスリートの頭の中は次へ向けてめまぐるしく動いているのかもしれません。
・・・でも・・・愛らしい♪
試合直後のインタビューでは喜び爆発というよりも
なかなか調子が上がらなかった今季の苦しさが蘇ったようで、
「誰が味方かわからない時もあった」と吐露していました。
北口選手=笑顔と勝手にイメージしているけれど、
世界一に登り詰める過程には計り知れない苦闘があったのだと思います。
でも、金メダルを獲得した選手だけが鳴らせる競技場の鐘の前に行くと、
北口選手は思い切り鐘を高々と鳴らし、笑顔が爆発、ほっとしました。
自分を伸ばしてくれるコーチに直談判、単身チェコに渡り、チェコ語を覚え、
地元に溶け込み、たくさんの応援団を築き上げた人間力も金メダルですね。
近頃、我が家でメダル級の定番お魚料理があります。
それは「胡麻ぶり」。
新鮮なサバのお刺し身を甘い醤油だれや炒り胡麻、薬味とともにいただく、
福岡・博多の郷土料理「ごまさば」のブリヴァージョンです。
博多で人気のごまさばのたれで北海道産のぶりを和えて作るの。
この週末も活きの良い北海道産ブリを仕入れて味わいましたが、
やっぱ、めちゃ美味しい。
美味しいが、食べながら、ふとひとつの疑問がわいてきた。
そういえば、大分にも似たような郷土料理なかったっけ?
それは「りゅうきゅう」。
福岡の「ごまさば」とほぼ同じ、胡麻と醤油だれと薬味で魚を和えますが、
大分の「りゅうきゅう」はサバに限らず、青魚、白身と色々な魚で作られ、
主にカンパチが主流らしい。
面白いのは、使う魚によって名前が変わること。
中身が鯛の「うれしの」、ブリの場合は「あつめし」と言うそうです。
ブリのりゅうきゅうを熱々ごはんに載せて食べることから「あつめし」。
なるほど、我が家の胡麻ぶり、ごはんに載せたら、あつめしになるんだ。
さらにさらに興味深いのが「りゅうきゅう」なる名前の由来。
読んで字のごとく、琉球の漁師から伝わったという説もあれば、
胡麻で和える料理法を「利休和え」と呼ぶことから
りきゅう→りゅうきゅうになったという説もあり謎に包まれています。
う~む、ごまさば、りゅうきゅう、あつめし、うれしの・・・
北海道産の新鮮ブリを使った場合のネーミングはどうしましょう?
なんだか、考えているだけで、楽しくなってきた。
「たのしのブリ」ってことでいかがかな?
(写真は)
ってことで
北海道産ブリで作った
「胡麻ぶり」または「りゅうきゅう
または「たのしのブリ」美味なり


