海の憲法

広く

青く

恵みの海を

みんなで守ろう

海の憲法

今日7月15日は「海の日」です。

うみは ひろいな おおきいな~♪

童謡「うみ」の歌詞がしみじみ心に沁みてくる朝です。

だって、海、とても心配なんですもの。

「熱波 あえぐ海」

海の日の朝刊のこんな大きな見出しが載っていました。

今年上半期の日本近海の海水温は1982年以降の観測史上で

最も高かったことが気象庁のデータからわかったそうです。

今年1~6月の海水温は平均18.44度で過去最高だった1998年の18.18度を

上回り、平年値より1.06度も高く、中でも北海道の東に広がる海域では

平年より2.38度も高くなったのだそうです。

海水温が1度上昇するだけで生態系に大きな影響があるといわれますが、

北海道の海、今年は夏が来る前にすでに熱くなっていたのですよ。

海が熱くなっている。

週末に訪れた厚田の海も青くきらめいていましたが、

その雄大さ、美しさに感動する一方で

海水温上昇の憂いが頭から離れなかったのも正直なところ。

サケ、サンマ、イカ、ウニなど北海道の海の幸の不漁が深刻。

豊かな漁場である北海道の東側の海域の1年間の平均海水温を見ると

今年をのぞいて最も高かったのが23年、2番目に高温だったのが22年と

異常な海水温の上昇は近年に集中しています。

原因は南の暖かい海から熱を運ぶ黒潮が偏西風の蛇行の影響で

銚子沖で東に向きを変えずに本州に沿って北上するために

北海道の東の海域の海水温が上がると考えられています。

潮流の変化、偏西風の蛇行、それを引き起こすのは、地球温暖化。

世界気象機関(WMO)は23年は世界の平均気温だけでなく、

海面と海洋の内部まで含む海洋貯熱量が過去最高だったと報告。また5月、

海洋での紛争を扱う国際海洋法裁判所は大気中への温室効果ガスの排出は

国連海洋法条約で防止や軽減、規制が求められる「海洋環境汚染」に

該当するとの勧告的意見を示したと朝刊記事が伝えていました。

「海の憲法」とも呼ばれる国際海洋条約に基づく勧告的意見は

熱波にあえぐ海への深刻な危機意識を表しています。

広く大きな海は太陽や人間活動による熱の約90%を吸収し、

温室効果ガスのCO₂も溶け込み、海も、陸も、熱くなっている。

気候変動は陸の気温だけの問題ではないのですね。

次世代の子どもたちも

うみはひろいな、おおきいな♪と安心して歌えるように

海の憲法を守って、あえぐ海を何とか救わなくては。

海の日に、思う。

★★★本日7月15日(月・祝)HBC「今日ドキッ!」に

コメンテーターとして出演させていただきます。

海の日、どんな話題に出会えるのか、わくわくドキドキで行ってきまーす!

(写真は)

夏の週末

食卓の前菜は

北海道産ホタテとアボカドのカクテル

海の恵みに深く感謝