ごまぶりだよ
ごまさば
種類じゃないよ
料理だよ
あ、さばじゃないよ
ごまぶりだよ
今日は二十四節気の「小暑」。
梅雨が明け、暑さが本格的になる頃で、蝉が鳴きはじめ、
暑中見舞いを出し、お中元を贈るのもこの頃からとされます。
つまり、夏が来たってことですね。
小さな暑さ、という文字通りなのか、
今日の札幌は真夏日だった昨日よりは気温は少し下がり、
朝から少し重たげな曇り空に覆われています。
そして湿度は80%とやはり少しムシムシする小暑であります。
真夏日になった昨日の金曜ごはんは博多名物の一品が登場。
それは「胡麻鯖=ごまさば」。
ゴマサバという魚の種類ではなく、
新鮮な生のサバで作る福岡・博多の郷土料理です。
昔から新鮮な魚介が揚がる福岡・博多では
鮮度が落ちやすいサバも刺し身として生で食べられており、
やや薄めに切ったサバを醤油、味醂、炒り胡麻などで和えた「ごまさば」が
郷土料理として親しまれ、居酒屋などの人気ご当地メニューとなっています。
博多を旅した時にも現地でいただきましたが、もう抜群に美味い。
あの味、また食べたいなーと思っていたところに、
夫が博多在住経験者おすすめという「ごまさばのたれ」をゲット、
さっそく、我が家でも再現してみました。
と言っても、なかなか玄界灘の活きの良いサバを入手するのは困難、
そこで、デパ地下で仕入れた新鮮なブリで作ってみましたよ。
まずブリをやや薄めのお刺し身にして「ごまさばのたれ」を絡め冷蔵庫へ。
10分ほど休ませて「漬け」の状態にしておきます。
その間に青葱、大葉、白炒り胡麻などの薬味を準備し、
冷蔵庫から出したサバを器にもり、その上へ薬味をトッピングすれば完成。
おおお~、博多の居酒屋さんでお目にかかった「ごまさば」をほぼ再現できた。
あ、違った、ごまぶり、ね(笑)
薬味を全体にからめて、さあ、いっただきまーす!
ぱくり・・・う~ん、博多が那珂川が中州が目に浮かぶ~♪
甘すぎないちょうど良い加減のたれが絡んだブリはまったり旨みが増し、
胡麻や生姜や青葱や大葉などの薬味の香りが風味が相まって最高。
残ったら、ご飯に載せてお茶漬けにしてもいいよね~、
なんて一瞬思いましたが、美味しくて、夫婦で完食。
青いお魚を甘じょっぱい醤油たれと胡麻でいただく発想は凄い。
甘いお醤油文化の西日本ならではのアイデアだな~って感心します。
実は「ごまさば」という名前はいつ、誰がつけたかは不明とか。
昔から福岡の漁港近くで食べられていた甘い醤油に漬けたサバが
いつの間にか自然に飲食店などに広まっていったらしい。
「ごまさば」が居酒屋の定番メニューのなったのは平成以降とも言われます。
すると・・・我が家の「ごまぶり」も
いつか、北海道産ブリの人気料理になる可能性がないでもない(笑)
博多の夜を偲びながら、札幌でごまぶりを堪能する。
小暑前夜の金曜ごはんなのでした。
(写真は)
ごまさま
じゃないよ
ごまぶりだよ
美味しいよ


