百四十年豆
緑の山々
清涼な水
山紫水明の地で
伝統を紡ぐ
百四十年豆
初夏の青空も今日はひとやすみ。
今朝はちょっと物憂げな曇り空のせいか、
円山合唱部こと、エゾハルゼミも物静かなようです。
朝8時頃まで静かだった昨日は、気温の上昇とともに
9時過ぎから鳴き始めたのですが、今日は部活おやすみかも。
初夏の京都は今頃どんな様子なのしら。
先日の丸井今井で仕入れた京の豆菓子をつまみながら
水無月のしっとりした古都の風情を思い浮かべる今日この頃。
もうすぐ夏椿、沙羅双樹の白い花が咲く頃ですねぇ、ぽりぽり・・・
ぽりぽり、楽しんでいるのは「豆政」の豆菓子。
明治17年創業の京菓子の老舗は「八つ橋」と並ぶ京都みやげ、
「夷川五色豆(えびすがわごしきまめ)」で有名なお店。
緑の山々と清涼な水に恵まれた山紫水明の地、
京都夷川で140年続く伝統の豆菓子は、まさに百四十年豆。
豆の雑穀商だった初代の角田政吉が立ち上げた「豆政」。
京都は昔から良質のえんどう豆や黒豆、大豆、小豆などが収穫されていたため、
風味豊かで栄養価の高い砂糖豆や塩豆などの豆菓子が生まれたのです。
そんな「豆政」の名を確固たるものにしたのが看板商品の「夷川五色豆」。
創業から3年後の明治20年、当時白色しかなかったえんどう豆に
青・赤・黄・黒の4色を加えた「五色砂糖掛豆」を考案。
宮中で祝い事に使われた王朝五彩をお豆の色にあしらった色鮮やかな一品は
柔らかな仕上げと爽やかな甘みが喜ばれ、大正天皇への献上菓子にも重用され、
現在も「夷川五色豆」として京都銘菓の代表として愛されています。
京都老舗まつりにも出店していた「豆政」、素通りはできません。
はんなり美しい「夷川五色豆」にも惹かれましたが、
おやつにもおつまみにもなりそうな「四季好み」をゲット。
甘辛色とりどりの豆菓子にあられや小魚をミックスした吹き寄せです。
なんか、嬉しいんだよね、楽しいんだよね、吹き寄せって。
さっそく「豆政」に「四季好み」、袋を開けて、いただっきまーす!
ぽりぽり、カリカリ・・・うんうん、美味い美味い。
さすが、京都、おつまみ系の豆菓子もはんなり優しい味わい。
ふだんスーパーで売っている、おつまみ系のミックス豆菓子は
塩味、お醤油味などが割としっかりしていますが、
創業140年の京都の老舗の豆菓子はやさしい甘さが優勢、
ビール、よりは、宇治の緑茶の方が合いそうな感じがします。
さすが、京都。
おつまみ系の豆菓子も上品で淡い味わいなのねー。
水無月、雨の季節、紫陽花に沙羅双樹の花が咲く古都の風情を想像しながら
ぽりぽり、カリカリ、百四十年豆を味わう6月なのだった。
(写真は)
京都「豆政」の
「四季好み」
古都の吹き寄せは
淡く上品な味わいどすえ


