水無月の皐月
緑うるおう季節
美しい花を咲かせる
杜鵑花よ
映山紅よ
水無月の皐月
今朝はちょっと物憂げな初夏の曇り空ですが。
マンション前の植込みはぱっと華やかに彩られています。
サツキの花が満開。
鮮やかなピンク色と緑のコントラストが艶やかです。
ツツジ科のサツキの学名は「Rhododendron(ロードデンドロン)」。
ギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」が語源。
旧暦の皐月の頃に咲くことから「サツキ」と名づけられましたが、
北海道は6月に咲くことが多いので、水無月の皐月、ですね。
また皐月は「杜鵑花(トケンカ)」とも書くそうです。
杜鵑(ホトトギス)が鳴く頃に咲く花だかららしい。
街路樹や植え込みなどによく植えられている身近なサツキですが、
知らないこと、いっぱいありました。
まずサツキの花言葉。
「節約」「幸福」「節制」「協力を得られる」などなど。
サツキや岩肌や渓流の傍らなど苛酷な環境でも力強く育つこと、
渓流に流されないように岩や地面の土が支えてくれることから、
こうした花言葉がつけられているようです。
実はサツキは日本固有の花木。
関東から九州まで広い範囲に分布していましたが、
乱獲や開発の影響で自然に自生しているものは絶滅の危機だそうですが、
屋久島では多数の自生の皐月を見ることができるようです。
もうひとつ、サツキの別名があります。
それは「映山紅(えいさんこう)」。
真っ赤なサツキが山の自生している姿が映えるという意味ですが、
水無月の街の風景も美しく彩ってくれるサツキは
さしずめ「映街紅」とも呼びたくなります。
たくさんの艶やかなピンク色の花々が咲くためには
太陽、雨、土、人のお手入れなどの「協力」があるから。
見る者を「幸福」にしてくれる身近なサツキよ。
水無月の皐月に癒される朝。
(写真は)
6月のバラの樹木
ピンクのサツキ
見慣れた花にも
物語がある


