魔法の匙
あ~ら
不思議
減塩なのに
薄味じゃない?
魔法の匙
「電気スプーン 塩味アップ」
ん?電気スプーン???
朝刊に載っていた記事の見出しに一瞬、頭が混乱。
塩味アップって、どーゆーこと???
記事に添えられた写真を見ると・・・
ふ~む、確かにスプーン、ではある。
電気の力で食べ物の塩味を高めて感じさせる食器型デバイス
「エレキソルト スプーン」なんだそうです。
キリンホールディングスが開発、昨日20日発売したもの。
スプーンのすくう部分と柄に電極が取り付けられていて、
電源を入れて口に運ぶと食べ物を通じて微弱な電流が流れることで、
食べ物の中で分散したナトリウムイオンを舌の近くに引き寄せ、
塩味を強く感じさせる仕組みなんだとか。
な~るほど、電気の力でナトリウムイオンを集めるってわけねー。
スープなど液状の食べ物に向いていて、
普段ちょうど良い味つけより30%塩を減らしても満足感が得られるらしい。
料理の減塩対策の強い味方になりそう。
柄の部分は少し大きめの体温計のような形をしていて
すくう部分にも銀色の電極がありますが、
見た目には全体のフォルムは、まあちょっと大きめの、確かにスプーン。
しかし、このスプーンには最新科学技術の粋が詰まっているのだ。
まさに魔法の匙、ですね。
いや、記事によれば「食器型デバイス」だった。
人間の食と長く、深く関わってきたスプーンの歴史の中でも
この「エレキソルト スプーン」は画期的な存在になるかもしれない。
古代エジプトの遺跡からは象牙や動物の骨でできたスプーンが出土しており、
食事のためでなく、化粧用の顔料を溶くなどメイク用にも使われていました。
ヨーロッパのスプーンは煮え立った鍋から肉などを取り出すための道具、
レードル(おたま)のよう調理道具として生まれたのが最初らしい。
スプーンが現代と同じように使われるようになったのは15世紀頃ですが、
実用品というよりは財産として所有され、キリスト教では生まれた子どもに
名付け親が十二使徒を彫りこんだスプーンを送る習慣もあり、
スプーンには宗教的な意味もあったようです。
ヨーロッパでは銀のスプーンを出産祝いに送る習慣がありますね。
銀には魔除けやお守りの力もあるとされ、
赤ちゃんが一生食べ物に困らないように、幸せになりますように、
そんな願いを込めて贈る特別な贈物であります。
スプーンはかつて財産であり、宗教的な意味もあり、
赤ちゃんの成長と幸せを祈る大切で特別な存在でもあり、
そして現在、科学技術の力で電気の魔法を得たのだ。
塩分控えめでも薄味じゃない、魔法の匙。
お値段は1万9800円。
魔法の匙。
ヨーロッパの貴族も欲しかった、かも。
現代科学は凄いね。
(写真は)
初夏の中華三昧
帆立の炊き込み炒飯
塩分はちょうどよし
普通のレンゲで食べました


