海よ

サケ

ブリ

イセエビ

サワラ

海よ

「八十八夜の別れ霜」のはずなのに、今朝の道内、

放射冷却現象で最低気温が氷点下になったところも。

昨日5月1日は八十八夜、遅霜の心配もなくなり、

農作業が始まる目安の日、とされていたはず。

が、「九十九夜の泣き霜」という言葉もあるのだそうです。

立春から数えて99日目でも遅霜が降りることがあるという意味。

畑も、田んぼも、まだまだ油断はできないのですね。

どうか作物にとって良き天候となりますように願います。

畑も心配、そして、海も心配。

「海産物 温暖化の荒波」

朝刊1面トップ記事の見出し。地球温暖化の影響とみられる

海の生き物たちの異変が次々と確認されているという記事でした。

お魚王国北海道でサケやサンマなどの主力魚種の漁獲数が減少、

入れ替わるように新潟、富山、石川の特産だった寒ブリは半減、

北海道のブリ漁獲量が増加、90年代の20倍という豊漁となる一方、

羅臼昆布の養殖は思わしくなく、生産量が5~8割減少しています。

さらに、北海道より南の海でも異変。

国内の北限が茨城県とされる暖かい海に生息するイセエビが

岩手まで北上。タチウオも西日本での漁獲が6分の1に減少、

岩手、宮城、福島の東北3県では25倍となり、

九州や瀬戸内で獲れていたサワラも新潟あたりまで北上しているとか。

いずれも海水温の上昇で生息域が北へと変化したためとみられます。

背景にあるのは、地球温暖化による気候変動。

日本近海の海面水温はこの100年で平均1.28度上昇、昨年6月から今年2月は

1982年の統計開始以来初めて3季連続で過去最高を更新、

特にこのところの酷暑で「温暖化の荒波」が顕著になっているようです。

長期予報では、今年も夏も、暑いらしい。

サケ、ブリ、イセエビ、サワラ、お魚さんたちの北上が続くのか。

そういえば、北海道でシイラやフグが獲れるのも珍しくないらしい。

シイラって、ハワイのマヒマヒ、南国のお魚だったはずよね。

北海道のサケ、北陸の寒ブリ、九州のサワラなどなど

各地の海の名産、特産が、なかなか獲れなくなっている。

伊勢でたくさん獲れるから「イセエビ」だったのにね。

「獲れる魚をとるしかない」。

記事の最後はそんな漁師さんの言葉で終わっていました。

海は青く、広く、美しく、雄大。

その景色は今も昔も変わらないけれど

海水温は明らかに上昇しているのだ。

人間の活動と無縁ではない。

どうしたらいいのか。

海よ。

(写真は)

五月にお似合いの琉球張り子

鯉にのった金太郎?

こいのぼりもそういえば

あまり見なくなりましたね