君の名前
いつも
そばにあって
身近過ぎて
知らなかった
君の名前
風薫り、新緑潤う初夏です。
桜並木は美しい花吹雪となって散り桜色の季節が過ぎると
芳しいライラックが紫の花を咲かせています。
花の季節は美しいバトンリレーを続けています。
そんな初夏、新緑のなかに白い花も色々咲いています。
大きなオオハナウドの花やヒナギクの可憐な花、
そして、ふと見慣れた木を見上げれば
あら・・・可愛い白い花が咲いている。
緑の羽根のような葉っぱに
白い小さな花が集まって、遠慮がちに咲いています。
この木は・・・そうだ、ナナカマドだ。
秋には真っ赤な実をつける、おなじみのナナカマド。
秋の紅葉や雪の中の真っ赤な実の景色が印象的すぎて、
それ以外の季節にじっくり眺めることもあまりありませんでしたが、
そうか、ナナカマド、初夏にこんなかわいい花を咲かせるのね。
小さな純白の花たちが秋になると赤く色づいた実になるんだね。
ナナカマドはバラ科ナナカマド属の落葉樹で
北海道では街路樹などで植栽されているおなじみの木。
初夏の白い花もうっかり見逃しがちでしたが、
実は「ナナカマド」という名前の由来も、知らなかった。
ナナカマドは木質が堅く、7回かまどに入れても燃え尽きない、
または、良質な炭を作るには7回(または7日間)、
かまどに入れる必要がある、などの説からその名がついたとか。
ナナカマドの炭はよく燃えて良質の灰ができるそうです。
ごめんね。こんなにいつもそばにあって、身近な木だったのに、
初夏の白い花も、その名の由来も、あまりわかっていなかった。
君の名前の意味は、とたずねることもなかったね。
近すぎて、ごめんね。
いつもそばにいるのが当たり前で
身近過ぎて、心を届けそこなうことって、
もしかすると人間同士でもあるかもしれないね。
君の名を、気にしよう。
名前には物語がある。
☆☆☆本日5月15日(水)HBC「今日ドキッ!」に
コメンテーターとして出演させていただきます。
新緑の初夏、どんな話題に出会えるのか、
今日もわくわくドキドキで行ってきまーす!
(写真は)
春の芽吹き
初夏の白い花
秋の紅葉
冬の真っ赤な実
ナナカマドの四季は色彩豊かだった


