イタリアうど

初夏の宝石

貴婦人の指先

天をめざして

すくすく伸びる

イタリアうど

5月最後の月曜日はちょっと物憂げな曇り空。

気温も少し低めに新しい1週間が始まりましたが、

昨日までの5月最後の週末は初夏の旬野菜まつり。

北海道産のグリーンアスパラ三昧でございました。

アスパラガスはヨーロッパでは紀元前から栽培されており、

「春の宝石」「貴婦人の指先」などと呼ばれ、

そのみずみずしさや甘い香り、美しい緑色が愛されてきました。

北海道の旬は初夏から夏、「初夏の宝石」とも言えますね。

日本には18世紀末にオランダから観賞用として伝えられ、

食用としての本格的な普及は明治4年にアメリカ経由で

北海道に導入されたのがはじまり。そんな歴史や見た目から

「オランダうど」「松葉うど」という和名もつけられています。

にょきにょき、すくすく、真っ直ぐ天を衝くように育つアスパラ、

まあ、確かに山菜のうどに似てなくもありませんが、

アクもなく、簡単な調理でおいしく食べられるのも魅力。

今回は、シンプル・イズ・ザ・ベストに仕立てました。

「超簡単アスパラのグリル」です。

根元の皮をピーラーで剥き、一本まんま魚焼きグリルで焼くだけ。

こんがり焼き目がつき、甘い香りがしてきたら、

やちむんのオーバル皿に盛りつけて、

塩、黒胡椒をパラリ、オリーブオイルをひと回しふた回しで完成。

さあ、焼きたてを豪快に一本まんま、パクリ!

う~ん、な~んて香ばしい、甘さと香りがぎゅっと濃縮されて、

アスパラの美味しさをダイレクトに味わえます。

魚焼きグリルで焼いただけ、なのに、美味すぎる。

アスパラの美味しさだけでなく、

アスパラギン酸やルチンなどの栄養成分は水溶性なので、

焼くことで有効栄養分も逃さず、さらに水分も蒸発して、

さらに味が濃縮、旨みが増すのです。

さらに、さっと回しかけたオリーブオイルの香りと旨みが

アスパラの味をさらに引き立てて、もうたまりません。

オリーブオイルって、やっぱ、凄い。オイルなんだけど、

和食の醤油のように一発で味を決める調味料にもなっている。

ん?和食・・・そういえば、この香ばしい香りは何かに似てる。

そうだ、焼き茄子だ。

茄子をまるごと焼いた時の香ばしさとよく似ている。

野菜を焼くだけで立派な一皿に仕上げるなんて、

和食もイタリアンも美味しさの肝は同じなのねー。

旬の野菜をまるごと焼いて、

お醤油をかけるか、オリーブオイルをかけるか、だけ。

どちらも、シンプル・イズ・ザ・ベストな調理法。

アスパラのグリル、イタリアうど、って呼びたくなる(笑)

アスパラを食べると、

なんだか背筋がすっと伸びるような気がしてくる。

天をめざして伸びる野菜のパワーのおかげだろうか。

さあ、5月最後の1週間、頑張りましょ!

(写真は)

超シンプル

「グリーンアスパラガスのイタリアングリル」

魚焼きで一本まんま焼いて

塩、黒胡椒、オリーブオイルをかけるだけよん♪