名残雪青菜
ふんわり
淡く
とろとろ
春を待つ
名残雪青菜
春のお彼岸です。
今年は昨日3月17日が彼岸入り、20日が中日、23日が彼岸明け。
「暑さ寒さも彼岸まで」・・・とは言いますが、
道内は大気の状態が不安定で雪または雨、吹雪くところもあるようで、
まさに三寒四温のお彼岸になりそうです。
とはいえ雪解けは進み、アスファルトが見える道路も増えてきました。
雨が降ったかと思えば、気づけば、はらはらと小雪に変わったりと
春を待つはかなげななごり雪の季節、
週末ごはんの食卓にその景色を映したような一品を作ってみました。
「ブロッコリーのカニあんかけ」
野菜売り場で「買って買ってと語りかけてきた」そうで(笑)、
夫が立派で新鮮なブロッコリーをお土産に?買ってきたのですが、
その鮮やかな緑にはなごり雪の淡い白がお似合いよねーと思いついた一品。
ちょうど冷蔵庫にカニかまがあったしね。
中国料理には「蟹肉青菜」や「蟹紛豆腐」など
野菜や豆腐にカニのあんかけをかけたお料理がありますが、
何度か食べた記憶をたどりながら、作り方は野宮的オリジナル。
たぶん、きっとこんな感じよねっと、味と手順を脳内で再構成(笑)
生姜の千切りを胡麻油でさっと炒め、
鶏ガラスープに紹興酒、塩、砂糖少々に片栗粉を加えたスープを注ぎ、
ほぐしたカニかまをたっぷり加えて、とろりとあんかけ状になったら、
レンジで3分チンした熱々のブロッコリーにたっぷりかけたら完成。
器はもちろん、バースデープレゼントの宮城陶器の青磁釉薬オーバル皿。
この週末の食卓に連日の登板、何を載せても、映えるー!
泡雪のようなカニあんかけの下にブロッコリーの緑がのぞく様子は
まさになごり雪の季節をそのまま映したような景色です。
「名残雪青菜」と名づけましょう。
熱々とろとろのカニあんかけをまとったブロッコリーをぱくり。
うわぁーーー!やさしくて上品で実に春らしい味わい。
テキトー(笑)に脳内再構成したレシピながら大成功。
ブロッコリーに誘惑された夫も大満足なご様子です。
「美味しいね!これ帆立?あれ?カニ?」
う~ん、食べさせ甲斐あるようなないような(笑)
「あのね、カニあんかけ、カニかまのね」「あ、そーだね、美味い!」
日本のカニかまは世界に誇る超優秀食材であります。
なごり雪の風情を楽しめるのも今の季節だけ。
季節の移ろい、美しい景色をお料理に移して楽しむのも一興なり。
弥生三月、春彼岸。
名残雪青菜で、春を待つ。
(写真は)
ブロッコリーのカニあんかけ
別名「名残雪青菜」
沖縄のやちむんにお似合い


