冬の海と森
色鮮やかで
カラフルで
やさしく
おいしい
冬の海と森
雪まつり開催中の札幌は連日良いお天気に恵まれています。
今朝も晴れた空からやさしい日の光が注ぎ絶好の雪まつり日和。
昨日の街中も物凄い人出、あちらこちらから色々な言語が聞こえて
なんだか空港の国際線ターミナルにいるみたい(笑)
台湾、韓国、タイ、インドネシア、フィリピン、欧米諸国etc.
そう言えば、先日コメンテーターとして出演したHBC「今日ドキッ!」の
取材映像ではパプアニューギニアの男性がインタビューに答えていました。
「オーストラリアでDJをしているので日本のDJと交流するのが楽しみ」って
言ってましたね~。札幌は今、国際交流のホットスポットとなっています。
雪の札幌から冬の沖縄旅リポート、最後の晩餐編を続けます。
4泊5日の早足旅の最終日、折しもクリスマスイブの晩餐は
那覇の泊港近くの人気店「あぐん茶」へ。
与論島出身のオーナーが素潜りで獲った新鮮な魚(いまいゆ)を
素敵に料理して提供してくれるお店で今回が3度目の訪問かな、
「あぐん茶」とは与論島の言葉で「ともだち」という意味。
外観はお洒落なビストロ風の店内は居心地がよく落ち着けます。
カウンターにはその日穫れた色鮮やかな南国のお魚が並んでいて
よ~く見ると・・・突いた銛(モリ)の痕があったりして、
まさにうみんちゅが仕留めた証であります。
この日も、お昼まで元気で泳いでいたお魚たちが目の前に。
ごめんね、ありがたくいただきますね、と心の中で手を合わせつつ、
まずは、本日のお刺し身の盛り合わせをオーダー。
人数分を板前さんがおまかせで造ってくれます。
「お待たせしました」と爽やかなスタッフが運んできてくれたしまった。
渋めのやちむんの大皿にいまいゆのお刺し身が美しく盛られています。
「こちらがイラブチャー、そしてミーバイ・・・」と
魚の名前を教えてくれたのですが、美味しそうで、早く食べたくて(笑)
メモするのを忘れてしまって、ほぼほぼうろ覚えですいません。
イラブチャーは青いお魚、ミーバイは赤いお魚、
そして真ん中には沖縄近海でとれたマグロが盛られていました。
で、さらに冬の沖縄らしかったのが添えられたオレンジ入りの柑橘。
そうです、完熟シークヮーサーです。
本島北部の大宜味村などで栽培される沖縄固有の柑橘類シークヮーサー。
古くから在来柑橘として人々に親しまれている果物で、食用はもちろん、
昔は芭蕉布の染み抜きや繊維を柔らかくする材料としても疲れていました。
和名は「ヒラミレモン」、爽やかな香りと酸味が特徴です。
シークヮーサーは収穫時期が長く、時期によって色や風味が変わります。
夏から秋にかけて収穫される緑色の「青切りシークヮーサー」は
爽やかな香りと酸味を活かして料理や泡盛に絞って楽しまれています。
そして冬場になって収穫されるのがオレンジ色の「完熟シークヮーサー」。
青切りのシークヮーサーとは別物と思うほどのヴィジュアル変化。
果皮も果実も鮮やかなオレンジ色に色づき、甘みもあるため、
生食用の柑橘果物としてみかんのように店頭に並ぶのです。
そのまま食べたりジュースにしてもおいしい「完熟シークヮーサー」は
県外でお目にかかることが少ない希少な冬の柑橘。
青や赤や縞々や色鮮やかでカラフルな沖縄のお魚のお刺し身を
これまたオレンジ色が鮮やかな完熟シークヮーサーでいただく。
なんて贅沢な冬の沖縄の味覚の取り合わせでしょう。
まずは、青いイラブチャーから。
ヴィヴィッドな青いお魚ですが、身を美しい白身。
沖縄の美味しいお塩「マース」をパラリ、
オレンジの完熟シークヮーサーを絞って、ぱくり。
う~ん、爽やかな香りとほんのりした甘みと上品な白身の旨み。
おいしい!
夏の青切りシークヮーサーの鮮烈な酸味とはひと味違ったまろやかな酸味、
芳醇な香りが、やさしい味わいの白身の魅力をさらに引き立ててくれます。
冬の沖縄の海の幸と森の恵みの競演だ。
ヨーロッパではクリスマスには魚を食べる国も多いそうですが、
冬の沖縄で南国の魚を南国の柑橘果物とともいただくイブの夜。
2023年のクリスマスイブはなかなか味わい深いものでした。
沖縄の冬の海と森に、ありがとう。
(写真は)
最後の晩餐「あぐん茶」
本日のお刺し身
オレンジの完熟シークヮーサーは
冬の沖縄でしか味わえません


