甘いひつじ

亜熱帯の

南国で

ほっと

まったり

甘いひつじ

「大雪ショック」。

今朝の北海道新聞朝刊が昨日8日の大雪の状況を伝えていました。

強い寒気の影響で雪雲が入り込んだ道内、後志や胆振を中心に大雪となり、

豊浦町で24時間降雪量が78cm、蘭越町で70cm、小樽市で53cmに達し、

JRは165本運休、国道では車両の立ち往生が相次ぎました。

札幌も駐車場の車がかまくら状態になるほどの湿った雪が降り、

仕事から帰宅後、少し晴れてから雪かきに出動した夫は、

雪かきが終わった後、サッカー選手のように足がつっていました。

冬の日常の雪かきだけでも大変なのに、

被災地を覆う白い雪を思うと、本当にやるせなくなります。

航空機衝突事故の影響で閉鎖されていた羽田空港のC滑走路は昨日再開、

本格的な運用が始まり、欠航や遅延が相次いでいた航空ダイヤも

ほぼ通常通りに戻りましたが、事故原因の解明には時間がかかりそうです。

乗る方も緊急時の心構えや知識を持つことの大切さをかみしめます。

昨年のクリスマス休暇で訪れた冬の沖縄旅の際に離陸前に保安動画を見て

万が一の際の脳内シミュレーションをしたことを思い起こします。

今回の事故ではプロフェッショナルである乗員と乗客の協力で

全員脱出ができたことを教訓として心に刻みたいと思います。

冬の沖縄旅2日目は令和の焼失から復興が進む首里城の今を見学し、

王朝の歴史と伝統を伝承するs琉球菓子と琉球漆器の老舗を訪れた後は、

北谷町の「浜屋そば」でとろとろ軟骨ソーキ&ほろほろ三枚肉がのった

絶品沖縄そばを堪能、トゥンジービーサ(冬至の寒さ)も吹き飛びます。

沖縄そばランチの後は楽しみにしていた甘い予定がありました。

それは亜熱帯の南国沖縄で「あんこ」を満喫すること。

北谷町からそう遠くない沖縄本島中部の北中城村の住宅街に

県内では稀有な存在の和菓子の専門店があるのです。

「羊羊 YOYO AN FACTORY」。

2018年春に二人のオーナーが共同で創業した和菓子専門店です。

北中城村の人気ベーカリー「プラウマンズベーカリー」のオーナー屋部氏と

ウェブディレクションやグラフィックデザインを手がける武山氏が

二人で何か「お客さんの顔が見える仕事」をしようと立ち上げました。

「羊羊」という名前は同い年の二人がひつじ年生まれということが由来とか。

新しい沖縄の食と文化を牽引する才能の出会いから生まれたお店、

南国の、甘いひつじ、さんってわけね。

沖縄在住のあんこ好きの息子が「絶品」とレコメンドする和菓子屋さん、

さあ、どこかな?どんなお店かな?

レンタカーのナビに導かれて閑静な北中城村の住宅街を進んでいくと、

・・・あ・・・もしかして・・・あれ?・・・あの白い建物・・・?

緑の芝生と木々に囲まれた沖縄らしいアメリカンな住宅がありました。

入口の小さな看板に「和菓子 羊羊」。

おっと、ここですか、一見和菓子屋さんには見えませんが・・・

「こんにちは」

白い建物の入り口から一歩入ると・・・

うわぁ・・・素敵・・・和モダンな落ち着いた空間が広がっていました。

まるで京都の老舗和菓子屋さんのコンセプトカフェのよう。

美しい和菓子が歴史を感じさせる木の箱に整然と納められ、

店内の左側には開放的な桟敷のようなお休みどころがしつらえられ、

窓際にも居心地のよいスペースがあってイートインもできるようです。

そして目を引くのは昔ながらの和菓子作りの道具たち。

木製の落雁型や真鍮の焼きへら、銘入りの菓子箱などなど。

オーナーの一人である武山氏の祖父が岐阜で営んでいた和菓子店から

引き継がれた貴重な道具だそうです。

お洒落な空間と和菓子の歴史が美しく融合した空間にうっとり。

さらに驚くのは店内だけじゃなかった。

和菓子を注文した後に行ったお手洗いに入ってびっくり!

レトロなタイルを活かしたまたまたハイセンスなデザインなのですが、

よ~く見ると・・・あれ・・・?

これはバスタブだった?あれって排水口っぽいよね?

あーーー、もしかして、この建物って、外国人住宅だった?

お店の女性スタッフに尋ねてみると、果たして、大正解。

北中城村などの沖縄本島中南部には在日米軍やその家族のために建設された

通称「外人住宅」が多く、青い空に映える白いシンプルな箱型の建物は

住まいだけでなくカフェや雑貨店として人気があるのです。

「羊羊」の建物はかなり広く、おそらく上官クラスの住宅だったのかも、

アメリカ文化の薫りを残す空間と日本伝統の和菓子文化と

沖縄の食やカルチャーを牽引する才能が融合=ちゃんぷるー、している。

なんて、素敵な甘いひつじ。

おいしい和菓子のお話はまた明日。

(写真は)

南国沖縄の和菓子屋さん

「羊羊 YOYO AN FACTORY」。

青い空、緑の芝生、白い外国人住宅、

まさかの、和菓子屋さんなのだった