ありがとうエルンスト
神さま
どうか
もっと
おいしく
バターを許して
12月になって街はすっかりクリスマスモード。
そして我が家にもクリスマスシーズンがやってきました。
ブラックフライデーにはドアにクリスマスリースを飾り、
つい先日は、お待ちかねの「アレ」が届きました。
エグ・ヴィヴの「シュトーレン」です。
小樽の祝津にある海が見える人気ブーランジェリー「エグ・ヴィヴ」。
毎年予約殺到のクリスマス菓子「シュトーレン」が到来しました。
昨年は到着がちょっと遅くて心配しましたが、今年は早めの出来上がり?
「憧れのシュトーレン」「今まで食べた中のベストワン」などなど
SNSなどでも賛美のコメントがあふれている逸品であります。
幼子イエスのおくるみを思わせるような清楚なパッケージが素敵で
今年も小さなキャンドルが1本添えられて、我が家に到来。
さっそく、今日あたりから、少しずつカットして
クリスマスまで楽しみたいと思います、が、
いやいや、毎年美味しすぎて、
大抵クリスマス当日までは持たない(笑)
エグ・ヴィヴのシュトーレンはフルーツとナッツをふんだんに使われ、
本場ドイツの伝統にならってバターをたっぷりしみ込ませたうえに
真っ白な粉砂糖がかかっているので、とてもリッチで芳醇な味わい。
この美味しさに感激するたびにある人物に深く感謝するのであります。
それは、15世紀のザクセン選帝侯エルンストさま。
シュトーレンの原型は1329年にドイツのナウムブルグで当時の司教に
捧げられたクリスマスの贈物といわれますが、キリスト教の四旬節には
乳製品の摂取が禁止されていたため、当時のシュトーレンは水やオーツ麦、
甜菜根の油を使用した素朴なもので今とは全く違っていました。
そんなシュトーレンに不満をもって「もっと美味しいシュトーレンを」と
立ち上がったのがザクセン選帝侯エルンスト。
1430年、ローマ教皇にバター・牛乳禁止令の撤廃を懇願し、
1491年になってバター食用許可証が交付されたのです、
もし、おそらく食いしん坊でグルメなエルンスト選帝侯がいなかったら、
バターたっぷりのリッチなシュトーレンが食べられなかったかもしれない。
特に諸物価高騰の2023年、バターの価格も20%アップしているらしく、
バターの香りが芳醇なシュトーレンが食べられる幸せが何倍にも感じる。
神さま、どうか、シュトレーンをもっと美味しくすることをお許し下さい。
15世紀の甘いお願いのおかげで、クリスマスがずっとずっと楽しくなった。
ありがとう、エルンスト。
今年もおいしいシュトレーン、いただきます♪
(写真は)
2023年のエグ・ヴィヴのシュトーレン
幼子イエスのおくるみみたい
心がほっと温かくなる


