アレが、来るぞ

とうとう

いよいよ

明日にも

今週末にも

アレが、来るぞ

朝の円山。

住宅街のマンションのはざまから

燃えるような金色に色づいた木々が美しくうっとり見惚れます。

今朝の気温はそれほど低くはないものの・・・

「あすにも初雪 くるぞ冬」

朝刊札幌圏の見出しが今の札幌市民の気持を代弁していました。

明日未明から午前にかけて道内上空に12月中旬並みの寒気が流れ込む影響で

札幌中心部などで雪が降る見込みだそうで、

とうとう、いよいよ、アレ=初雪、冬が来ちゃいますね~。

このところの暖かさに油断していて、

我が家はタイヤ交換も衣替えもまだ済んでいません(汗)

ヤバい、アレが来るぞ、冬支度、急がなくちゃ。

のんびり立冬過ぎた紅葉など眺めている場合じゃなかった(笑)

さてさて、本家本元のアレのお話。阪神38年ぶりの日本一で

今年の流行語大賞になりそうな予感がある「アレ」について

科学の目で調べた興味深い記事が朝刊に載っていました。

どうやら「アレ」は言語学的に世界的に共通点が見られる言葉らしい。

英イーストアングリア大学などの研究チームが先月30日に

全ての言語に「あれ」と「これ」を表す単語があるらしいという論文を発表。

空間や時間の中で特定のものをさす「これ」「あれ」といった言葉、

いわゆる指示語と対象物まで距離に着目しました。

日本語を含む29言語を母語にする874人に協力してもらい調査した結果、

29言語全てで、近いものを「これ」、

より遠くに置かれた対象物を「あれ」などと区別して呼んだそうです。

さらに自分から50cm程度までの「手の届く範囲」を「これ」と呼ぶのも

いずれの言語でも共通していたのだとか。

地理的にも、言語学的な特性が散らばっている29言語で

同じような「これ」「あれ」現象が確認できたところから、

世界にある計約7千の言語にも普遍的な特徴だろうと

研究チームはみているようです。

かねてより、発達段階にある子どもは手を伸ばす行動から

指差し行動に移行し、指示語を使い始めると考えられてきましたが、

今回の研究結果は言語と行動の間に密接な関係があることを示唆しています。

「これ」と「あれ」では、自分からの距離が違うのだ。

しかも、「これ」と「あれ」の使い分けは

単に手が届くかどうかという物理的な距離だけではなく、

その対象物を動かしたり、影響を及ぼしたりできるかが重要なポイントらしく、

この考察からすると、岡田監督の「アレ」がファンにしっくり来たのは、

「アレ」までの長い道のりが共有されていたことが大きいようです。

研究チームの主著者である教授は日本における「アレ」現象について

「これまで手が届かなかったが、手を伸ばし続けた目標を

『アレ』と呼んだのは、極めて適切だった」と分析しています。

岡田監督の言語センスが、世界的に評価されているのだ。

しかも日本一は「アレのアレ」、論文の斜め上を行く言語表現だ。

遠くにあって、手が届きそうもないように見えても

あきらめずに、自分と仲間を信じて、手を伸ばし続ければ、

いつかきっと、「アレのアレ」も「コレ」になる。

阪神ファンから日本中に広がった「アレ」は可能性を信じる言葉なのだ。

おもちゃに向かって懸命に手を伸ばす赤ちゃん。

その姿は人間の「あきらめない」気持ちを象徴しているのかもしれない。

一方で、記録的な猛暑で冬なんかもう来ないかもなんて思ったりもしたけど、

とうとう、いよいよ、やっぱり、初雪降るらしい。

アレが、来るぞ。

(写真は)

立冬過ぎて

ビルのはざまに

金色に輝く木々

アレが、来るぞ!