生きた経済

秋の恵み
喜ぶべきか
憂うべきか
悩む前に
今が買い?

新米の美味しい秋。
その新米が底なしで進んじゃう最強のおとも、
秋鮭のイクラが、お買い得、らしい。
物価高にヒーヒーしている昨今、嬉しすぎるニュース。

「秋サケ生すじこ 安値」。
昨日の北海道新聞に何気に凄い見出しが載っていました。
北海道外の皆様にはめちゃ羨ましがられますよね~。
イクラに醤油漬けになる生すじこが安いって、ホント?

そういえば・・・ご近所スーパーの鮮魚コーナーでも
オレンジ色の新鮮な秋サケ生すじこのパックが大量に並んでいましたっけ。
例年より量も多く、しかも「ほぐします」との親切なポップ付き。
お店で粒をバラバラにしてくれたら、あとは醤油や味醂に漬け込むだけで、
自家製イクラの醤油漬けができちゃうってことで、
けっこう手に取るお客さんが多かったっけ。

多くの道内スーパーで秋サケの生すじこが前年より2割ほど安いのだそうです。
去年は100gで1280円のところ、今年は880~980円前後とかなりお買い得。
大手スーパーでは販売数量も前年同期比の3倍だそうで、
今年のオレンジ色の海の宝石、イクラ三昧の秋なわけね、

でも、なんで?秋サケ漁が急に回復したのだろうか?
実は、昨年の生すじこで作られた醤油漬けなどの加工品が冷凍在庫として
多く持ち越されていて新物がだぶついたことが要因なんだそうです。
去年の秋サケ来遊量が予想より多く、イクラ製品が大量生産され、、
冷凍で2年もつために加工会社が今年の生すじこの仕入れを控え、
その結果、スーパーなどでも小売価格が下がったとか。

しかし、今年の秋サケ定置網漁の漁獲数は前年より34.2%減で
11月下旬の漁期終了まで大きな回復は望めない、らしい。
今はお買い得感のある生すじこの価格は年末年始の需要期に向かって
今後上がってくる可能性があるようです。

う~む、生すじこが安い、いっぱいと喜んでいるもの今のうち?
しかも、肝心の秋サケ漁は去年よりも芳しくないらしいし、
すじこは秋の終わりに向かって固くなるらしいし、
う~む、喜んでいいのか、憂うべきか、ちょっと複雑な秋サケ事情。
ま、悩む前に今が買い、だけは確実のようです。

スーパーの店先は
海と畑と経済とつながっている。
生きた経済ニュースなのだった。

(写真は)
秋の味覚
畑からは
「ブラックのジョー」
今回はかぼちゃサラダ