常識と夏

あら?

こんなでは?

あれ?

これで良かった?

常識と夏

暑い・・・ずっと・・・暑い。

昨夜も熱帯夜、寝苦しくて自分の皮膚さえ脱ぎたくなった(笑)

道内は記録的猛暑が続き、昨日の札幌の最高気温は36.3度!

とうとうあの1994年の36.2度を超え、観測史上最高を記録。

もう、エアコンなしでは暮らせなくなっちゃった。

危険な暑さとなった道内、休校や短縮授業となった学校も多く、

今日、明日まで休校を続ける学校もあるようです。

冬の吹雪や悪天候ではなく、夏の暑さで学校が休みになるなんて、

これまでの北海道の常識では測れない夏となっています。

お盆過ぎたのに、なぜ猛暑?なぜ涼しくならない?

ラニーニャ現象の長期化でフィリピン付近の海水温が高止まりし、

太平洋高気圧が勢力を弱めずに張り出し続け、道内に南からの

暖かい空気を送り込んでいるのが大きな要因らしい。

異常な残暑の背景にあるのは地球温暖化。

大気全体の温度が上昇しているのに加えて、海水温の上昇がプラス、

つまり、北海道は温泉にどっぷりつかっているようなもの、

暑く湿った空気でうだるようになっちゃうわけね。

お盆もすぎれば半袖はもう肌寒くなる・・・はすの北海道、

あきらかにこれまでの「常識」が通じなくなっていることを痛感します。

「常識」を、考える夏。

一方でこんな爽やかな出来事も。

107年ぶりの甲子園優勝を果たした慶応高校、

その野球スタイルはエンジョイベースボールと呼ばれます。

「選手一人一人が自らて行動する野球が今後の人生の財産になる」

選手の自主性を重んじる森林監督の言葉がとても印象的でした。

「『常識』を疑おう。そして、考えよう」

エンジョイベースボールの根幹を貫く言葉が朝刊に載っていました。

監督自身も慶応高で内野手、慶大卒業後、NTTに就職しますが、

高校野球への情熱が忘れらず、筑波大大学院でコーチング論を学び、

研究室で陸上選手や元力士など他競技のアスリートと出会います。

準備運動の話題で「野球では全員が足をそろえる」と言うと、

「意味あるの?」「一人ひとりのためになってる?」。

当たり前が揺さぶられたそうです。

理屈を知らないままに長年続く練習法を繰り返すのは良いことなのか?

「常識」を疑った瞬間。

理屈に裏付けられ、選手の成長を促す「常識」と

ずっとこうだったからと考えることを放棄した「常識」は違うことを知る。

これまでの夏はお盆過ぎれば涼しくなったから、これからもそうだと妄信する、

そんな地球環境への「常識」はもう通らないことを知った夏でもある。

常識を疑え。

成長するために

地球を守るために

当たり前を疑う大切さを思い知る。

(写真は)

午前4時30分の空

熱帯夜が開けて

熱帯朝が始まった