甘辛ルーレット

甘いか

辛いか

暑い夏の

落とし物か

甘辛ルーレット

あ~、ぐっすり眠れた~♪

日曜日のゲリラ豪雨を境に季節が進んだのか、

昨夜は熱帯夜から解放され、扇風機なしで熟睡。

爽やかに目が覚めました。

昨日の札幌、ようやく真夏日から脱却、日暮れ時からは

心地よい風も入ってきて、久しぶりにエアコンもお休み、

明けた今朝の高い青空には一面の鱗雲、8時の気温は22.6度、

窓の外では野鳥たちが安心したようにピチュピチュ鳴いています。

おおお・・・このまま・・・秋めく・・・?

と思いたくなりますが、週半ばからまた30度超えの残暑が続くらしく、

まだまだ油断大敵(笑)、秋の歩みは相当スローペースのようですね。

今日の気温は砂漠で出会ったオアシスみたいなものかしら。

気象庁によると、この夏(6~8月)の平均気温は

統計を開始した1898年以降で最も高くなる見込みだそうです。

1898年は明治31年、ざっくり明治、大正、昭和、平成の4時代で

最も暑い夏になることはほぼほぼ確定、歴史的な猛暑、酷暑ってことね。

そんな残暑を野菜のビタミンパワーで乗り切ろうと、

先日、夫が札幌のチカホのマルシェで仕入れてきたのが、

大好きな京野菜「万願寺とうがらし」、道内でも作られていました。

艶やか鮮やかな緑色がもう栄養満点を物語っています。

「万願寺とうがらし」は京都の舞鶴市万願寺地区で大正末期から作られてきた

大きくて味がよいとうがらしで「とうがらしの王様」とも呼ばれます。

京都で古くから作られてきた伏見唐辛子と在来種のカリフォルニア・ワンダーが

自然交雑して生まれたと考えられています。

見た目は辛い青唐辛子のようですが、辛みはなく、甘く肉厚なのが特徴で

ししとうのようないわゆる甘とうがらしの代表格。

その風味と美味しさをダイレクトに味わうために、グリルでこんがり焼いて

生姜醤油と鰹節を載せた直火焼きでいただきました。

う~ん・・・香ばしい匂い・・・美味しそう・・・

京都の夏を思い出しながら、さっそくパクリ!

爽やかで甘い香り、じゅわっと肉厚、美味い・・・ん?んん??

・・・あれ?・・・ちょっと・・・じんわり・・・辛い???

あれ~?万願寺とうがらしって、辛くないんじゃなかったっけ???

飛びあがるほど辛いわけではないし、甘みも十分なのですが。

じわ~っと・・・辛いと言えば辛い。私は辛いのそれなりにイケますが、

辛味に関しては舌が赤ちゃんの夫は、「いや、大丈夫れす・・・」

と言いながら、若干ヒーハーしてる(笑)

どうしたんだ?万願寺とうがらしに、何が起きた?

どうやら万願寺とうがらしやししとうなど甘とうがらしが

辛くなることは稀にあって、辛い成分のカプサイシンが

栽培中に発生する何らかの環境的ストレスで増えることがあるらしい。

この夏の環境的ストレス・・・1898年以降最も暑い気温、しかないな。

万願寺とうがらし、甘いか辛いか、さあどっち?

甘辛ルーレットを左右したのは、記録的な猛暑酷暑、なんじゃない?

あまりに暑くて甘とうがらしも辛くなっちゃった?

この夏の異変。

道産子京野菜にも及んだか?

だがしかし、じんわり辛くても

万願寺とうがらしの直火焼き、美味どした♪

(写真は)

北海道産万願寺とうがらし

生姜醤油と鰹節で

じんわり辛さが

残暑を払う