ネンミョンの夏

冷たく

さっぱり

喉越し良く

初めての出会い

ネンミョンの夏

今日も朝から夏空が広がり、暑くなりそうです。

からっと爽やかな北海道の夏らしい空気が気持ちよく

開け放した窓の向こうから、ピピピ、ツツピー、ピーピー♪

ヒヨドリなどの野鳥の楽しそうな鳴き声が聴こえてきます。

鳥さんたちも、夏本番、ゴキゲンのようですね。

そんな爽やかな夏の朝、朝刊の見出しに目が留まる。

ん?また値上げ?・・・いやいや、違うぞ!

「ボージョレ 14年ぶり値下げ」

そう、「値上げ」ではなく、「値下げ」のニュースでした。

もうね、悲しいことに値上げ値上げに慣らされちゃったのか、

「値下げ」の文字が「値上げ」に見えてしまう今日この頃。

しかし、サントリーは11月に発売するボージョレ・ヌーヴォーの価格が

例年より2割程度下がると発表、値下がりは14年ぶりとか。

原油価格の下落などによる航空輸送コストの低下などを反映したそうです。

値上げの春、値上げの夏、値上げの秋、値上げの冬、またまた値上げの春と

春夏秋冬、値上げの四季を強いられてきた消費者としては、久々の吉報。

この秋、ボージョレに続く値下げのニュースが続くといいなぁ。

とその前に、夏本番。

先日、人生初の食体験をしました。

ン十年生きてきて、これまで口にしたことがなかった夏の麺料理、

そうです、韓国食文化が誇る「冷麺」であります。

本場韓国宮廷冷麺(クンジョン・ネンミョン)が我が家に到来。

焼肉店や本場韓国でしか味わえなかった本格的な韓国冷麺を

家庭でお手軽に楽しめる極細の麺とスープのセットで、

具材を用意すれば、おウチで宮廷冷麺、作れちゃう優れもの。

実は、私、お漬物一切が苦手で、ゆえにキムチも難しく、

ゆえにキムチがのった冷麺も、いまだ未体験のままこの年に(笑)

よって冷麺作るのも食べるのも人生初、この年で初体験へのチャレンジ、

レシピに従い、麺を茹でて冷水でしめ。氷水でさらにコシを強め、

添付のスープを冷水に溶かしたら、あとは盛りつけ。

え~っと、冷麺の器ってどんなのだっけ・・・?

あ、銀色の金属製の底の平たい器・・・だったような・・・

う~ん、丼、じゃない・・・あ、これ、フォルム的にイケそうだ。

夫のイタリア土産のパスタ皿を冷麺用に転用、冷たいスープを張り、

冷えた麺の上にトマト、キュウリ、叉焼、半熟卵をトッピング。

・・・諸般の事情で、キムチはパス(笑)

キムチのない冷麺なんて、冷麺じゃない、と言われそう、ですが(笑)、

ほぼ冷麺、ということでご納得いただきたい。

イタリアの陶器に韓国伝統の宮廷冷麺、なかなか映えております。

では、人生初の宮廷冷麺=クンジョン・ネンミョン、いざ!

極細のしなやかな麺をすする・・・

おおお~、なんという喉越しの良さ、なんというしこしこ、コシの強さ、

すっきり爽やかでコクのあるスープが絡まり、美味い!

冷やし中華とはまた違った爽やかさと奥深さがあります。

本来ならここにキムチの辛み、酸味、旨みが相乗効果を加えるのだろう、

と想像しつつ、つるつるしこしこの極細麺が喉を通り抜ける快感を味わう。

せめてものアクセントにとラー油をたらしてみると、これまたさらに美味し。

韓国の冷麺(ネンミョン)はもともとは朝鮮半島北部の冬の料理。

寒い季節にオンドルの上で食べる麺料理でしたが、朝鮮戦争後に北部の住民が

南に移動して伝わり、夏の麺料理として食べられるようになり、今では

冷たいスープの平壌冷麺とコチュジャンベースの辛口汁なしビビン麺の

2種類が主流、1年通して食べられる麺料理となっているそうです。

夏本番の暑い日が続く7月。

人生夏の韓国宮廷冷麺に感動。

いくつになっても、初めては、楽しい。

ネンミョンの夏。

(写真は)

本場韓国宮廷冷麺

クンジョン・ネンミョン

爽やかでコクがあって

つるつるしこしこ

マシッソヨ♪