ルビーの季節
春夏秋冬
最初から最後まで
手をかけられて
甘く輝く
ルビーの季節
うわぁ・・・まばゆい・・・!
今年も山形出身の大学時代の友人から
ふるさと自慢の赤い宝石が贈られてきました。
さくらんぼの王様「佐藤錦」です。
美しい鮮紅色の大粒のさくらんぼはもはや芸術品。
その昔「黄色いさくらんぼ」という昭和のヒット曲で歌われたように
さくらんぼは黄色くて酸っぱいというイメージがありましたが、
「佐藤錦」はそんなさくらんぼ観をブレークスルーした逸品ですね。
今やスマホの絵文字のさくらんぼも、みんな真っ赤だもん。
「佐藤錦」はの生みの親は山形県東根市の佐藤栄助氏。
味は良いが日持ちがしない「黄玉」と
酸味は多いが固くて日持ちのいい「ナポレオン」と掛け合わせ、
16年の歳月をかけた長い努力の末、大正11年、
とびきり甘い実が初めて結実、類まれな最高品種が誕生したのです。
品種開発に苦闘する栄助氏を支えたのが年若い友人だった岡田東作氏。
新品種の名前を「出羽錦」としようとた栄助氏に対し、
砂糖のように甘いことと、兄のように慕う栄助氏への敬意をこめて
「佐藤錦」と名付けるよう進言したとされています。
なんて素敵な佐藤錦物語でしょう。
そんな先人の努力と情熱はしっかりと引き継がれ、
山形を代表するブランド果物「佐藤錦」は大切に大切に育てられています。
春の遅霜でつぼみや花が凍らないように燃焼資材や防霜ファンでこまめに対策、
実割れしないように雨除けハウスで濡れないように守ります。
収穫期が近づくと日陰となる余計な実を摘み取るなど手間をかけ、
やっと迎えた収穫は一粒一粒色づきを確認し、
軸ごとやさしく手でもぎ取り、粒の向きを揃え美しくパック詰め。
「佐藤錦」は最初から最後まで農家の人々が目をかけて、手をかけて、
時間をかけて生み出される、まさに果樹園の宝石なんですね。
山形の果樹園で産出される、食べるルビー「佐藤錦」。
あまりに美しい赤いさくらんぼに見惚れてしまいます。
そのまま、指輪やピアスにしてしまいたくなるほど。
このつややかで艶やかな赤は、なんと表現したらよいのだろう。
語彙力が足りなくて、言葉が追いつかない。
折しも東京都美術館で「マティス展」が開催中ですが、
色彩の魔術師といわれるアンリ・マティスが
山形の佐藤錦を目にしたら、どんな「赤」に描いただろうかと、
そんな楽しい想像をしたりしながら・・・さあ、まずは一粒パクリ!
うっわぁぁぁぁぁ~~~!!!
あんまぁぁぁぁぁ~~~い!!!
もう、果物の粋を超えた甘さと美味しさと美しさ。
初夏、ルビーの季節、今年も感動♪
(写真は)
山形から届いた
初夏の宝石
ルビーの輝き
「佐藤錦」


