おとぎ話ワイナリー

清らかな川を渡り

緑に誘われて

森の小道をいくと

風の谷がある

おとぎ話ワイナリー

また皐月晴れの青空が戻ってきてくれましたが、

昨日、コメンテーターとして出演させて頂いたHBC「今日ドキッ!」でも

冒頭は連日のクマ出没のニュースでしたが、心配ですね。

人とクマのゾーンの境目が曖昧になっているのか、

これまでの常識や思い込みにとらわれない警戒が必要なのかも、です。

さて、「初夏の余市ワイナリ―巡り」リポートその④。

絶好のドライブ日和に誘われて、札幌を朝9時半に出発、

高速道路を快適に走り1時間で余市へ到着、JR余市駅に併設されている

「エルラプラザ」で情報収集、まずは日本一美しいワイナリー、

「Occi Gabiワイナリー」へ。

遠景には緑の山々、季節の花が咲き競う庭園、

瀟洒な建物の地下には醸造・貯蔵施設、地上にはレストラン、ショップ、

そのすべてが広大な葡萄畑に抱かれる景観は、最高の前菜、

早めのランチと絶景のカウンターで試飲を楽しみ、次なる目的地へ。

めざすは「モンガク谷ワイナリー」

実はナチュラルワイン好きの息子が3月の誕生日に贈ってくれたワインの1本が、

今、注目の循環型ワイナリーの珠玉の白だったのです。

北欧の絵本の挿絵のようなラベルと「モンガク谷」という不思議な名前、

いったいどんなところで作られているのか、札幌から車で行けるのだもの、

ぜひともこの目で見てみたい、それが今回のドライブの大きな目的でした。

エルラプラザでもらった「余市・仁木ヴィンヤード&ワイナリーmap」を参考に

「Occi Gabiワイナリー」から余市川を渡って仁木町へ続く緑の道を走ります。

どんどん緑が濃くなり、どんどん道は細くなり、

やがて目の前に地名表示板が現れました。「モンガク谷」!

そうか、「モンガク谷」は昔からある地名、谷の名前だったんだ。

「モンガク」とはアイヌ語で「葦の多いところ」という意味で

余市から仁木へとつながるこのあたりを指す言葉だったらしい。

豊かな緑、沢、そして、谷があるから「モンガク谷」なのね~。

まるで絵本に出てくるような秘密の小道をそっと登って行きます。

余市のワイナリ―の中でも一番奥まった場所にある「モンガク谷ワイナリー」は

小規模経営でワイン作りに専念するためワイナリーは非公開。

エルラプラザで「道路から葡萄畑を眺めるのは大丈夫」と伺ってきましたが、

繊細なお仕事を邪魔しないように静かにゆっくり車を進めましょう。

森の小道を登り切り、またゆるやかにカーブしながら下っていくと・・・

うわぁ・・・おとぎ話の世界が・・・目の前に。

爽やかな風が吹き抜ける丘の斜面に広がる葡萄畑。

緑豊かなどんぐりの木の葉がそよぎ、

100年前の札幌軟石の石倉が静かにたたずんでいます。

ここは・・・風の谷だ。

聞こえるのは爽やかに吹き抜ける初夏の風のそよぎと鳥の歌だけ。

雄大な山々に囲まれたワインのための桃源郷だ。

「モンガク谷ワイナリー」の素敵なお話はまた明日♪

(写真は)

風が吹き抜け

海が見える葡萄畑

風の谷にぽつりと佇む

「モンガク谷ワイナリー」