ましましの知恵
おいしい
お魚を
大切に大切に
さらにおいしく
ましましの知恵
「桜前線 同着ゴール」
うまい!今朝の北海道新聞の見出しに思わず唸りました。
その下には「根室・稚内 平年より早く」の文字とともに
根室で開花したチシマザクラの写真が添えられています。
昨日3日、根室でチシマザクラ、稚内でエゾヤマザクラが開花、
根室では平年より13日も早く、1960年の観測開始以来最も早く、
稚内でも平年より10日も早い開花で、この連休中に
日本列島の最北端、最東端でのお花見が楽しめそうですね。
いやあ、今年の桜前線は韋駄天のように速かった。
1月7日に那覇のヒカンザクラからスタート、日本列島を北上、
津軽海峡もハイスピードで渡って4月14日に北海道函館に上陸、
そして昨日3日に稚内と根室に「同着ゴール」!
桜色の写真判定をしたくなるくらいの嬉しい同着開花、です。
桜前線の北上とともにご近所スーパーの鮮魚売り場には
北海道の春のお魚が並び、近頃の我が家は春のおさかまつり開催中(笑)
先日は今が旬の春ホッケで大好きな西京漬けを仕込み、
自家製の西京焼きを楽しんでおります。
西京とは西の京、つまり京都のこと。
海から遠い京都では米麹を使った甘みのある京都の白味噌「西京味噌」に
運ばれてきた貴重な魚の切り身を漬け込む伝統的な西京漬けが発達、
味噌漬けにすることで長く保存し美味しく食べられるという、
京の知恵が生んだのがお魚の西京焼きであります。
京都の料亭や華やかな京弁当などでお目にかかれるイメージがありますが、
北海道の豊かな旬のお魚で手軽に簡単に仕込めるのですよ。
今回は新鮮な春ホッケを三枚おろしにして切り身にカット、
さっと塩をふってしばらく置き、出てきた水分をよく拭き取って、
白味噌に味醂、酒、少々の醤油と三温糖を加えてのばした味噌床に浸けるだけ。
2,3日もすれば身がしっとり飴色に変化してきます。
そうなれば、もう、最強の(笑)西京漬けの完成。
後は魚焼きグリルで焦がさないように慎重に焼けば、
自家製の「春ホッケの西京焼き」の出来上がりです。
う~ん、香ばしい味噌の香りが鼻をくすぐる。
身はしっとり、ひと口頬張れば・・・お、美味しい~~~!!!
ホッケの旨味、風味がさらに凝縮され、何倍にも増幅している。
味噌漬けにするとグルタミン、グリシン、ロイシン、アスパラギン、
アルギニンなどの遊離アミノ酸が著しく増加し旨みが増すのでありますよ。
遊離アミノ酸は「うま味」の代表物質。
それぞれ単独よりも複数のアミノ酸が組み合わさることで
さらに「うま味」が強く感じられる「うま味の相乗効果」が生まれ、
お料理を格段においしくすることが知られています。
旬のお魚と白味噌の出会いが生んだ「西京焼き」。
科学的にもおいしい秘密が解明されていました。
山海の産物を大切に美味しくいただく京の知恵。
それは、うま味ましましの知恵だった。
(写真は)
「自家製春ホッケの西京焼き」
だしまきとこれがあれば
北の京風弁当もできちゃいます。
卵さえあれば・・・(泣)


