春を祝福する一皿

季節を告げる

みずみずしい

緑の野菜

心と体が幸せになる

春を祝福する一皿

フランスで春を告げる野菜といえば「asperge(アスペルジュ)」。

そうです、アスパラガスです。

かの地では「asperge blanche=ホワイトアスパラガス」が主流ですが、

とびきりの北海道産「asperge verte=グリーンアスパラガス」が到来!

栗山町の干場ファームさんからそれは立派な春アスパラを頂戴しました。

お父様は花作りのスペシャリスト、その息子さんが丹精された逸品です。

春いちばんのアスパラは登熟スピードがゆっくりなので、

ことのほか美味しい、この時季しか味わえないプレミアムな存在。

長い冬が明ける頃、しなびた人参や芽が出たじゃがいもなど

可哀そうな冬野菜を食べ尽くしたフランスの人々は

マルシェに一斉に並び始める色鮮やかな春野菜に目を輝かせます。

なかでも一番人気が「asperge(アスペルジュ)=アスパラガス」。

春のアスパラを使ったフレンチの一皿といえば、

鮮やかな黄色が春らしいオランデーズソース仕立て。

卵黄とバターとレモンを使った爽やかでコクのあるミモザ色のソースを

ホワイトアスパラガスに添えるのが定番ですが、

北海道栗沢町産のグリーンアスパラとのマリアージュに挑戦♪

みずみずしい緑の春野菜にリスペクトをこめて、

バターたっぷりのオランデーズソースをさらに爽やかにアレンジしてみました。

卵黄とQPハーフ、レモン汁、少しのホワイトバルサミコに

少々の塩と蜂蜜を分離しないように混ぜてヌートバー、

いやペッパーミル(笑)で黒粒胡椒をガリリと挽けばソースはOK。

厚切りベーコンを拍子木に切ってフライパンで脂を引き出すように焼き、

緑鮮やかに茹で上げた春アスパラガスをオーバル皿に並べ、

特製レモンオランデース風ソースをたっぷりとかけ、

カリカリベーコンを散らし、さらに黒粒胡椒を挽いたら出来上がり。

「干場さんの春アスパラ~レモンオランデース風ソース仕立て」♪

オフホワイトのお皿に鮮やかな春アスパラの緑、

ミモザのような黄色のソースが映えて、

北国の春を訪れを祝福するかのような一皿に、我ながらうっとり(笑)

さあ、食卓のメインは、春アスパラ。

ミモザ色のソースをからめて緑の春アスパラをベーコンと共にパクリ。

お・・・美味し~~~い!!! う・・・美味過ぎるぅ~~~!!!

とんでもなく甘くみずみずしいアスパラと爽やかなソースとベーコンのコクが

春の三重奏を奏でておりますよ、冷えたスプマンテが進む進む。

ゆっくり、じっくり大切に育てられた春アスパラ、

ひと口食べるたびに身体中に清らかなせせらぎが流れていくような感覚がする。

長い冬の間に凝り固まった細胞がひとつひとつ花開いていくような、

なんというか、再生を促してくれるようなそんな力がある。

フランスの人々が春一番に「asperge(アスペルジュ)を欲する意味が

舌と胃袋と脳でよ~く理解できたような気がします。

季節の野菜には、とんでもない力がある。

それを育ててくれる人々に心からの感謝とリスペクトを。

(写真は)

春の祝福するとびきりの一皿

「干場さんの春アスパラ~

    レモンオランデース風ソース仕立て」

心と体が幸せになる春の野菜フレンチ