はじまりの一歩

投げる

打つ

走る

大きな夢へ

はじまりの一歩

桜前線2023、最速で北海道上陸♪

道南の松前町で昨日11日、ソメイヨシノの開花が宣言されました。

昨年より10日、平年より16日も早く、観測が始まった1982年以降、

最も早い開花となりました。

青森の開花が7日でしたから、

なんと、桜前線はたった4日で津軽海峡を渡ったことになります。

途中でドローンにでも乗ったのかしらと思うほどのハイスピード。

我が家のマンション駐車場の一本桜もつぼみがもぱんぱんに膨らんで

きっと、今日あたり開花宣言かも。

昨日11日、HBC「今日ドキッ!」に

コメンテーターとして出演させて頂きました。

最速の桜開花や電気料金の値上げなどのニュースとともに

とても心を動かされるお話に出会いました。

この春、アフリカのブルキナファソから一人の青年が

1万3千キロの距離を超えて夢を叶えに北海道にやってきました。

25歳のアミールさんは15年前、青年海外協力隊としてブルキナファソに

派遣された出合さんから教えてもらった野球に魅了され、

祖国にプロ野球チームを作るという大きな夢を携えて来道したのです。

現在、富良野でパン屋さんを営む出合さんのもとで

パン作りのお手伝いもしながら、この5月から

出合さんが作る地域のスポーツクラブのインストラクターとして活動、

大きな夢の実現に向けて最初の一歩を踏み出すのだそうです。

ブルキナファソは西アフリカにある内陸国で、

世界で最も貧しい国のひとつです。近年は武装勢力によるテロなどで

多数の国内難民が発生、多様な民族、宗教、60の言語が存在し、

政情不安が続き、おそらく生きるだけでも困難な状況の中、

アミール少年に笑顔と自由を与えてくれのが「野球」だったのです。

ブルキナファソにプロ野球チームを作りたい。

投げる、打つ、走る、仲間とひとつになって熱中する。

アミールさんの挑戦は、多くの子供たちに、自らが体験した、

スポーツによってもたらされた笑顔、自由を与えたい、

そんな強い思いから生まれた大きな夢なのだと思いました。

スポーツは言葉、文化、宗教、民族など

さまざまな社会背景を持つ人々をひとつにする力があります。

サッカーのワールドカップ、WBCなどに世界が魅了されるのは

プレーだけではなく、多様な人々を包摂するスポーツの力を

目の当たりにするからなのだと思います。

アミールさんの挑戦は始まったばかり。

北海道の大地と人々が彼を応援してくれることでしょう。

いつか、ブルキナファソにプロ野球チームができて、

いつか、WBCにブルキナファソ代表チームが出場する日が来るかもしれない。

春。たくさんの挑戦がスタートする季節。

1万3千キロを超えてやってきた一人の青年の

大きな大きな夢に心からのエールを。

投げる、打つ、走る。

人は、自由になれる。

(写真は)

遊歩道の梅

ほぼほぼ開花

触れなば咲かん♪

春が来たよ