ただいまリゾット

桜が咲いた

春が来た

豊かな海

潮の香りが蘇る

ただいまリゾット

桜前線、ただいま北海道を絶賛縦断中。

昨日14日、函館でソメイヨシノの開花が観測されました。

平年より14日早く、昨年より7日早い開花、

1953年の統計開始以来、最も早い開花記録となりました。

我が家のマンション前の桜並木も早い木はもう3分咲き、

日当たりの良い駐車場の一本桜はすでに満開となっています。

桜が咲いた、春が来た。

もうウキウキ気分で作った昨日の金曜ごはんも美味しかったよん♪

物価高、卵ショックに見舞われている食卓ですが、

だからこそ、アイデアと工夫で美味しく乗り切りたいもの。

お味とコスパの良い旬の食材とストック食材を使いこなすべし。

昨日は今が旬の春ホッケはオーブン料理に仕立て、

さらにとっておきの新作にもチャレンジしましたよ。

「厚岸牡蠣と舞茸のチーズリゾット」。

ストックしておいた厚岸産の「干牡蠣」と「燻製牡蠣」が大活躍。

高価な頂き物なので、どうお料理しようか考えていたのですが、

桜が咲いて、春が来て、ふと閃いたのですよ。

そうだ、リゾットにしよう!

「干牡蠣」は厚岸産の牡蠣の風味をそのまま閉じ込めた乾物。

中国料理では「蠔鼓(ホウシー)」と呼ばれ、商売繁盛を意味する、

広東語の「好市(ホウシー)」と同じ発音であることから、

お正月には欠かせない縁起物の高級食材となっています。

豊かな海の香りと旨味を凝縮した干牡蠣はまさに「食べる出汁」。

厚岸の海の美味しいエキスを北海道のお米にたっぷり吸わせたリゾット、

もう、想像しただけで、よだれが出る(笑)

絶対、美味しいはずよね~。

ってことで、前夜から干牡蠣を水で戻しておきました。

ちょっとミイラのようだった(笑)形状が一夜にしてふっくら牡蠣に。

美味しそうな戻し汁には牡蠣のエキスが十分に出ています。

では、いよいよ、リゾット作り、クッキング開始♪

オリーブオイルでみじん切りの玉ねぎ、にんにく、

粗みじんぎりにした舞茸を炒め、玉ねぎが透明になったら、

洗わないお米(今回はななつぼし)とバター少々を入れてさっとなじませ、

白ワインを振り、牡蠣の戻し汁にコンソメ少々、ぷっくり戻した牡蠣、

おろしたてのパルミジャーノ・レッジャーノをたっぷり加えたら

蓋をして弱火で20分。この間、絶対にかき混ぜないのが鉄則、

粘りが出ちゃうからね~。

残り5分になったところで、厚岸のブランド牡蠣「マルえもん」を

ふっくらスモークした燻製牡蠣を加え、最後の1分にグリンアスパラを投入、

さっとアスパラに火が通ったら、器に盛って、

さらにパルミジャーノ・レッジャーノと黒粒胡椒を振ったら完成。

「厚岸牡蠣と舞茸のチーズリゾット」

もう・・・その魅惑的な香りにノックアウト。

そして、ひと口・・・う、うんまぁぁぁぁぁ~~~~~い!!!

マジに、卒倒するほど(笑)美味過ぎる。

芳純な牡蠣の旨味と潮の香り、むっちりぷっくりした牡蠣の身と、

スモークされた燻香がたまらない燻製牡蠣に香り高い舞茸、アスパラ、

素材の美味しさを北海道のななつぼしが完璧に受け止めた至高のリゾット。

自画自賛で恐縮すぎますが、最高傑作のひとつかも(笑)

おそらく生の牡蠣で作っても美味しいはずですが、

美食大国中国が昔から珍重してきた蠔鼓=干牡蠣の力は凄い。

乾物に加工することで素材の旨味が凝縮され、

お料理されることでその旨味が魔法のごとく甦るのだ。

厚岸の海で生まれ育った牡蠣が

北海道のお米にやさしく抱かれて帰ってきたような、

そうだ、これは「ただいまリゾット」だ。

ひと口食べて目を閉じれば厚岸の春の海が見えるような気がした。

桜前線も厚岸に向かって旅する春。

(写真は)

「厚岸牡蠣と舞茸のリゾット」

豊かな海が蘇る至高の一皿

別名「ただいまリゾット」♪