桜の木の下

海を越えて

異国に渡り

大切にされて

今もほほえむ

桜の木の下で

今日は、朝から、そわそわ落ち着かない。

WBC準々決勝イタリア戦が今晩7時にプレーボール。

負ければ終わりの一発勝負、国内で大谷、ダルビッシュ、ヌートバー選手が

見られるのも今夜が最後、何があっても夜7時にはテレビの前に正座せねば。

今日のランチはパスタを食べてゲン担ぎ、って人も多いかも。

とりあえず、朝はエスプレッソ用の豆を挽いてモーニングコーヒー、

イタリアを飲みこんでおいた(笑)

試合開始に向けて、コンディション調整に余念がない朝だ。

今年の桜もWBCの熱戦に誘われるかのように

東京で最速タイの開花となりましたが、

今朝の朝刊ではそれは美しい浮世絵の写真が載っていました。

江戸後期の天才葛飾北斎の肉筆画「桜下美人図」であります。

画面の右上には薄紅色の桜の花が今が盛りと咲き誇り、

流麗な線で描かれた美しい女性が小首をかしげてその下に佇んでいます。

署名は「葛飾戴斗」とあり、北斎が戴斗と名乗っていた50歳代前半の肉筆画で、

長くアメリカにあったとみられ、これまでに存在が知られていなかった名品とか。

驚くのは、今描かれたと錯覚しそうなほどの保存状態の良さ。

着物の色も鮮やかだし、剥落しやすい胡粉で描かれた桜の花も

それは美しく完璧な状態で色や風合いが残っているのです。

江戸時代、この美人画がどんな旅をしたのかとロマンが広がります。

美術史の専門家によると、おそらく描かれてから早い時期にアメリカに渡り、

長く西洋式に額装されていたらしく、広げたり巻いたりがなかったために

シワや顔料の剥落などが少なかったのではないかということです。

海を越えて異国へ渡り、きっと大切にされてきたのでしょうね。

肉筆の美人画の第一人者であった北斎によって描かれた「桜下美人図」。

長く額装=西洋式のベッドでやすらかに眠り続けた作品は

東京の美術商が昨年購入後に改めて掛け軸に仕立て直したそうです。

日本のお布団での寝心地はいかがでしょうか?桜下美人さん

日本列島はいよいよ桜の季節。

全国トップの開花だった3月14日の東京を皮切りに、

今日16日は名古屋、18日に福岡、19日に熊本・高知で開花予想、

北斎美人の負けじと美しい花を咲かせようとしています。

おかえなさい、桜下美人さん。

久しぶりの日本の桜を

のんびり楽しんで下さいね。

桜の木の下で、今年は飲食もOKですよ。

(写真は)

桜を待つ間に

諸国の名物おやつを楽しむ。

鹿児島の「あん巻マーガリン」

薩摩の菓子パン、めちゃ甘うまし♪