ほくぷり鍋

な~るほど

身がちりちりだから

ついた名前

ならば

ほくぷり鍋♪

立春過ぎても寒さは厳しく、外は雪景色。

やっぱり、そんな週末は、身も心もあったまる鍋よねぇ♪

ということで、昨日の金曜ごはんは北海道の旬をダブルキャスト、

釧路産真鱈とサロマ湖産生牡蠣がたっぷりの「ちり鍋」にしました。

土鍋に昆布をしいて水と酒をたっぷり、

煮たったところで白菜、椎茸、しめじ、えのき、長ねぎなどを入れて、

お野菜が8割ほど火が通ったら、新鮮な鱈の切り身を投入、

鱈に8割ほど火が通ったところで最後に生牡蠣を投入、土鍋の蓋をして、

ふわっと煮立ったら火を止めると余熱でふっくら最高の仕上がりに。

味醂とお醤油に鰹節たっぷり加えて煮切った自家製のつけだれと

青葱などを薬味をお好みで散らして、さあ、召し上がれ♪

はふはふ・・・う・・・うまぁぁぁ~~~!!!

8割時間差方式で火入れした鱈の身はふっくら、ほくほく♪

牡蠣はぷっくら、ぷりぷり♪

北海道の厳しくも豊かな冬の海が育んだ海の幸の旨みが炸裂してもう最高。

やっぱ、雪の季節は、これだよ、「ちり鍋」だよね~。と、

夫とわしわし、鍋をかっこんだ金曜ごはんでありますが、

あれ?待てよ?そういえば・・・なんで「ちり鍋」って言うんだ?

「鱈ちり」「牡蠣ちり」などなど具材は色々ですが、

そもそも「ちり鍋」の「ちり」って、なんのこと?

今更ですが、その語源を調べてみると・・・へぇ~、そうだったんだ。

意外な「おもてなし」の心から生まれたお料理だった。

「ちり鍋」とは鱈や鯛などの白身魚や豆腐、野菜などを

味つけせずに昆布だしで水炊きし、ぽん酢醤油や薬味で食べる鍋料理。

諸説ある由来の中でも有力なのが、幕末から明治にかけての開国当時、

刺し身など生の魚を食べない西洋人のために考案されたという説。

新鮮な魚の切り身を熱い湯の中に入れると身がちりちりと縮むことから

「ちり鍋」と名付けられたと言われています。

同じ材料で作る蒸し物は「ちり蒸し」、さらに豚肉のちり鍋は

毎晩食べても飽きないことから「常夜鍋」と呼ばれます。

生のお魚をなんとか美味しく食べてほしい、

そんな開国当時の「おもてなし」の心から生まれたとも思えますねぇ。

また水菜の鍋はその歯切れのよい音から「ハリハリ鍋」、

薄い牛肉を熱いお湯で泳ぐようにくぐらせるから「しゃぶしゃぶ」など

鍋料理には料理の奏でる「音」からインスパイアされた名前が多いようです。

な~るほどね~、身がちりちり、だから「ちり鍋」。

ならば、昨夜の金曜ごはんの鍋は

鱈はほくほく、牡蠣はぷりぷり、だから

「北海道の冬の海からの贈物~ほくぷり鍋」と名付けよう。

流氷の季節。

北海道の海の幸が

なまら、いっそう、美味くなる。

鍋を楽しみながら桜を待つ。

(写真は)

釧路産の真鱈とサロマ湖産の生牡蠣

豪華ダブルキャストのあったか鍋

「北海道の冬の海からの贈物

         ~ほくぷり鍋」♪