スマホをしまって

さあ

サクラ咲く

春へと

いざ本番

スマホをしまって

大学入学共通テストが終わりました。

道内27会場を含む全国679会場で51万人の受験生が

2日間に渡って全6教科の試験に全力を振り絞りました。

まずは、本当に、お疲れさまでした。

今回で3回目となる共通テスト、昨年は数学の平均点が

前身のセンター試験を通じて過去最低点となるなど、

難易度が高かったことが話題となりましたが、今年は?

「数学易しく」「世界史難化」と朝刊の見出しにありました。

受験生の声も含めて、大手予備校も分析でも

数学は昨年よりは易しくなって取り組みやすかったようです。

一方世界史Bは問題に会話文が多用され、難しかったようで、

入試改革の狙い通り、読解力、思考力が問われる問題だったらしい。

また実施機関の大学入試センターも感染対策の徹底、

さらには昨年の出題内容流出事件を受けて不正対策を強化、

監督者が試験前に受験生にスマートフォンの電源を切ってカバン内に

しまうよう指示、不正が発覚した場合は警察へ被害届を出す可能性があると伝え、

試験中の見回りも強化して臨んだそうです。

スマホをしまって、全力を尽くす。

若い世代にとってはもはや身体の一部となっているようなスマホですが、

スマホをしまうことで、見える感じることもあるんだよね。

今朝の天声人語にそんなフレッシュな一首が紹介されていました。

毎年この時期に発表される東洋大学の「現代学生百人一首」。

36回目となる今年は約6万6千首の応募があり、コロナ第8波のなか、

かつての日常が戻ってほしいと切に願う歌が目立ったそうです。

中学3年生の女の子がこんな一瞬を詠んでいます。

「塾帰り空のスクリーン茜色そっとスマホをリュックに入れる」

                    (中3 若狭いおり)

マスクをしながら受けた塾の授業が終わった帰り道、

ふと見上げた真っ赤な夕焼け空にはっとして、

忘れかけていたリアルな感覚が呼び覚まされたのだろうか。

手にしたスマホで写真を取ることもなく、そっとリュックにしまって

目の前の茜色のスクリーンの美しさを全力で感じようとする。

そんな姿が鮮やかに目に浮かんできます。

とても便利で

なくてはならないツールだけど、

たまには、スマホをしまって

こんなリアルな感動をひとり占めするのも、悪くない。

サクラ咲く春へと向かって

たまにはスマホをしまってみようか。

新鮮な色や香りや肌触りを発見できるかも。

冬の谷間で春を待つ朝。

(写真は)

お正月リメイク第2弾

柚子をしぼったドレッシングで

香り高い柚子の皮を刻んで散らす

早春のサラダ♪