誰かを想う

大丈夫

どんなときでも

きっと

誰かが誰かを想っている

梅も飛ぶんだ

一陽来復・・・のはずですが、

冬至を過ぎて春へと一歩一歩向かっていくはずですが、

やっぱり冬は冬、クリスマス寒波の襲来で各地に大雪警報が出ています。

札幌は朝方は雨混じりの雪が降っていましたが、今は雪がしんしん。

「しんしんしんしん しんしんしんしん 

       しんしんしんしんゆきふりつもる・・・」

今朝の天声人語に草野心平の作品「ゆき」の全文が載っていました。

ひらがな92文字が執拗に繰り返される詩が描く光景は

いつやむともしれない雪の情景、白い恐怖を静かに語ります。

白い雪は美しく、音もなく降るさまは誌的ではあるけれど、

北国、雪国に暮らすものにとっては、時に白い静かな恐怖でもある。

交通を寸断し、家を押しつぶすほどに積もり、電気などインフラを直撃、

命を脅かすことさえあるのだ。

本当に怖いことって、静かに音もなくやってくるのかもしれない。

「朝、目が覚めると戦争が始まっていた」

中村文則の小説「R帝国」のショッキングな冒頭の一文です。

舞台は近未来の島国ですが、現実が重なってきているのではと

作者が最近のインタビューで語っていました。

新聞やテレビでニュースを見聞きするたびに、

世界は、日本は、自分の暮らしはどうなっていくのか。

正直、楽観材料を見つけるのが難しい年の暮れではありますが、

そんなときもちょっと心がほっとできるアイテムがあります。

2022秋の福岡旅・長崎旅のお土産編。

本日は太宰府天満宮のお守り二種。学業の神様として有名ですが、

夫婦ともども受験の予定もないので(笑)

「開運守」と「仕事守」の万能タイプをチョイス。

どちらも太宰府天満宮のシンボル「梅」をあしらったデザインで

「仕事守」の台紙の裏にはありがたいおことばが書かれていました。

「仕事にまつわる物事が円満に進むよう、働く皆さまを応援する御守りです

梅が豊かに実をつけるように、大きな成果が実ることを祈願しました」

う~ん、ありがたい、お仕事の成就は大きな梅の実。

さすが、ご神木は白梅の太宰府天満宮のお守りですね。

そうです、かの有名な「飛梅」伝説がある梅の木であります。

あまりに聡明すぎて嫉妬され、太宰府に左遷された菅原道真。

突然京都を離れることになった道真は日頃から愛でていた梅の木に

「東風吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ」と

別れの歌を詠んだところ、その梅の木が一夜にして主人を追って

太宰府まで飛んでいったとされるのが「飛梅」伝説。

飛んできたとされる白梅の木は本殿の右側にあります。

実は伝説には続きがあって、道真は桜や松の木も可愛がっていて、

桜は主人がいなくなって悲しみで枯れてしまいます。

松の木は梅とともに道真を追って飛んで行きますが、途中で力尽き、

兵庫に根を下ろし、「飛松伝説」として語り継がれているとか。

なんか、切ないけれど、あったかい気持ちになる伝説です。

いとしく愛でるものひとつひとつにその気持ちが伝わるんだなぁ。

誰かのことを一生懸命に思って咲いたり、懸命に生きているんだなぁ。

人生うまくいかなくても、きっと、どこかで、

誰かが誰かのことを想っているよ。

飛梅に

元気をもらう。

誰かを想う。

それだけで幸せなんだ。

(写真は)

太宰府天満宮

「開運守」と「仕事守」

梅モチーフがキュート♪