神と怪物

凄いものを観た

カタールの緑のピッチで

歴史に残る試合が

繰り広げられた

神と怪物よ

誰がこんな筋書きを予想できただろうか。

誇りと技術と戦略と勝利への執念と渇望が激突した。

W杯決勝アルゼンチンーフランスは延長まで戦って3点ずつ取り合い、

最後はPK戦を制したアルゼンチンが36年ぶり3度目の優勝を飾りました。

昨夜8時過ぎに仮眠を取り、24時からの試合をリアルタイム観戦。

あまりに凄すぎる試合展開にテレビの前で絶叫し続け、

メッシが優勝トロフィーを掲げる瞬間も、悔しそうなエムバぺも目撃、

二人のスーパースターの輝きに興奮しっぱなして、

あれからずっと起きてます。なんか、ふわふわしてる(笑)

野宮的には優勝はフランスと予想していましたが、

前半から王者フランスはなんだかいつもと違った。

アルゼンチンの強力な中盤がボールの供給元であるグリーズマンなどを

がっつりマークするなど戦略がぴたりハマったのもあるけれど、

やはり直前に複数の体調不良者が出たり、試合日程がアルゼンチより

1日タイトだったりした影響もあるのだろうか、

チーム全体が病み上がりのような印象、動きが重い。

気迫と気力に勝るアルゼンチンにリードされ、

このままフランスは空中分解のまま終わってしまうのかと思ったが、

デシャン監督の采配には心底驚いた。前半終了間際にデンベレとジルーを交替、

後半にはなんと要のグリーズマンも下げて、若手をピッチに送り出す。

押されっぱなしの中盤をある意味すっ飛ばして、

前線と底に身体能力に勝るフレッシュな選手を並べて、

よりスピードと迫力を増した超攻撃的布陣に切り替えたのだ。

W杯の決勝戦のあの場面でこんな大胆な策を繰り出すなんて凄すぎる。

そして、延長戦を終われば3-3の同点でPK戦へ。

メッシもエムバぺも、アルゼンチンもフランスも、両監督も

何もかも凄すぎて、正直、今も言葉が追いついていかない。

ただ一つ言えるのは、今朝、凄いものを観たということだ。

神の子メッシは、神になった。

彼が優勝トロフィーを掲げた瞬間、キリストの降臨かと思ったよ。

怪物エムバぺはマクロン大統領に慰められても笑顔にならなかった。

得点王のトロフィーも高く掲げず、悔しそうに胸に抱いていた。

2022年カタール。

緑の芝生の上で

神と怪物がその技を競った。

語り継がれる伝説を観た。

おめでとう、アルゼンチン

ありがとう、フランス

サッカーは、最高だ。

(写真は)

決勝が終わった朝

札幌の空は真っ青

アルゼンチン晴れだった