キャンドルの灯り

雪の聖夜

窓辺にともる

キャンドルの灯り

その意味を考える

2022クリスマスイブ

クリスマスイブです。

今年も家族みんながそれぞれ離れていても

健やかに聖夜を迎えられることに心から感謝します。

我が家は夫と二人、静かに過ごすイブです。

昨日、HBC「今日ドキッ!」にコメンテーターとして出演したのですが、

番組中、クリスマス寒波の影響を伝えるニュースの中で、

停電が発生したお宅を取材カメラが外から捉えた映像がありました。

冬の暗い夜、窓越しににぼんやりとともるろうそくの灯りが印象的で、

その心細けなオレンジ色の灯りが住民の不安を映し出しているようでした。

「私たちはキャンドルの灯りでクリスマスを祝います。

その方がロマンチックだからではありません。電気が使えないのです。

何百万人もの人々が暖房も水道も使えないのです。すべてロシアのミサイルと

無人機によるエネルギーインフラの破壊の結果です」

軍事侵攻が始まって以降、はじめてウクライナを離れ、

アメリカを訪れたゼレンスキー大統領が連邦議会で行った演説の中で

クリスマスに触れて、こう語りました。

クリスマスにキャンドルを灯すのはロマンチックだからじゃない。

我々の暮らしが破壊され、電気が使えないからだ。

札幌の街には美しいイルミネーションが輝やいていますが、

雪の聖夜、窓辺に灯るクリスマスキャンドルのそばには

ロマンチックとはかけ離れた厳しい状況に置かれた人々がいること。

世界がみんな幸福で楽しく安全なイブを過ごせてはいないこと。

ニュースが伝える映像、言葉から、考えることをとめないこと。

「私たちはクリスマスを祝います。たとえ電気がなくても私たちの信仰の光は

消えることはないのです。クリスマスイブにシェルターに避難することになっても

ウクライナ人は祝祭日の食卓を囲み、お互いを励まし合うでしょう。(中略)

メリークリスマス、そして幸せで勝利に満ちた新年を。ウクライナに栄光あれ!」

戦時下の大統領のクリスマスに向けた言葉を噛みしめる。

さまざまなことを想う2022年のクリスマスイブ。

浦上天主堂で入手したピンクのロザリオを見つめる。

信者ではないけれど、ただただ聖夜に平和を祈る。

(写真は)

長崎の浦上天主堂

度重なる苦難を乗り越えた

浦上信徒によって築かれた教会で

ピンクのロザリオを買ってきた