よおきんしゃった
はるばる
よおきんしゃった
日本とアジアとヨーロッパ
過去と現代と未来と
かのお人と体感
カタールは、何が起こるかわからない。
24時キックオフの準々決勝ポルトガル―モロッコ戦は
赤い旋風モロッコが力強い堅守速攻でポルトガルを撃破。
37歳ロナウド4回目のW杯は涙ととも終わりました。
続く未明4時からのイングランド―フランス戦は見応えあった!
世界ランキング4位と5位、ともに優勝経験のある強豪国のガチンコ対決は
フランスが精度の高いゴールを2点決めて2-1でベスト4へ。
実力が均衡したチームの真剣勝負、もうヒリヒリしました。
両国ともに強く、早く、勇敢なプレーの連続、
高度に発達した現代サッカーの見本市みたいな試合、
夜明け前から起きてみる価値あり。
どっちが勝ってもおかしくなかったが、フランスが抜けた。
準決勝はクロアチア―アルゼンチン、フランス―モロッコ、
まあどっちも絶対、すんごい試合になることは間違いない。
野宮的には大会前から優勝予想はフランス、それは揺るぎませんが、
不屈の闘志のクロアチア、アフリカ勢初のベスト4のモロッコも目が離せない。
決勝はクロアチア―モロッコの可能性もあるわけ、
カタールでは、まじ、何が起きてもも驚かないわ。
・・・あのPK戦を制していれば・・・
日本はフランスと決勝戦を戦っていたかもしれない・・・
なんて、サムライジャパンのカタールは終わりましたが、
4年後に色々な夢想をする今日この頃であります。
さて、お話は2022秋の福岡旅リポート~太宰府編その⑦。
晩秋の週末2泊3日旅の初日は博多の魅力を満喫、2日目は西九州新幹線で
長崎日帰り弾丸ツアーを決行、最終日は朝から西鉄で太宰府へ。
学問の神様菅原道真を祀る太宰府天満宮を訪れました。
桃山時代の様式を今に伝える壮麗な本殿をじっくり眺め、
撫でると頭が良くなる「御神牛」像もちゃんと撫で撫で、
限られた残り時間は太宰府天満宮に隣接するアカデミックなスポット、
「九州国立博物館」へ立ち寄りました。
1300年の歴史を誇る太宰府天満宮の山奥にある入口を入ると
そこは山を穿った異次元のトンネルとなっていて、
七色に彩られたエスカレーターと動く歩道で5分進むと一気に視界が開け、
青色のガラスに全面を覆われた宇宙基地かマザーシップのような
近未来的な曲線を描く巨大が建造物が出現。
全国の国立博物館の中でも、九州国立博物館は
その立地、サプライズに満ちたアプローチの特異性が際立っています。
太宰府天満宮参拝の折はぜひお立ち寄りをおすすめします。
トンネルを抜けると「日本文化をアジア史視点からに捉える」、
特別なアカデミックな時間を楽しめますよ。
太宰府は「遠の朝廷」と呼ばれた日本古代史上の一大舞台。
博物館は常設展示と特別企画展示(その時はポンペイ展開催中)があり、
今回は時間の制限もあるので、日本とアジア、ヨーロッパとの文化交流を
時代別に5つのテーマに分けた常設展示「文化交流展示室」のみを回りましょう。
近未来的なガラス張りの建物に入り、常設展示の料金を払い、
これまた超近未来的なエスカレーターで文化交流展示室へ。
ほよっ?なんだか雅なお方がお出迎え。
「よおきんしゃった 九博へ」の看板の前に
紫の束帯姿のロマンスグレーのイケおじの等身大パネルが!
誰???
パネルにその人の正体が書かれていました
「九州国立博物館で 大伴旅人さんと一緒です!」
おお~、大伴旅人=おおともたびとさんでいらっしゃいましたか。
奈良時代末期の政治家であり歌人として超有名なお方。
727年に大宰府の長官「大宰師(だざいのそち)」に就任、
正三位の位にあり浅紫の衣をまとった60代の旅人さん、だそうです。
大宝律令が制定され日本が律令国家として進む時期に
大宰府勤務になった旅人さんは自分の邸で「梅花の宴」を催しました。
博物館の入り口に太宰府の梅を詠んだ「大伴旅人歌碑」があるらしいのですが、
な~んと、それを知ったのは、旅の後、まさに後の祭り(笑)
ごめんね、旅人さん。
せめて、美しいそのお歌をご紹介します。
「わが苑に 梅の花散る 久方の天より 雪の流れくるか」
ボクのおうちに梅の花が散る いや、これは大空が雪が流れてくるのであろうか。
梅の花を雪にたとえる中国の「流雪」を元にしたもので、漢詩に造詣の深い、
旅人の文人的、知識人的素養を表す一首と言われています。
アカデミックな万葉人もお出迎え。
よおきんしゃった「九博」
一見の価値あり。
(写真は)
太宰府にゆかりの深い万葉知識人
「大伴旅人」さんと2ショット
浅紫の束帯がお似合い♪



