おいパな一皿
費用対効果
コスパ
時間対効果
タイパ
おいパな一皿はいかが?
年の瀬30日、大掃除も昨日お風呂や洗面所を済ませたので
今日は仕上げだけ。やはり少しずつ計画的にすると結果ラクね。
あとで少しお買い物に行って、のんびりお正月のお花を飾って、
おせちの仕込みを少ししておけばOKね。
なんて、つらつら思いながら朝刊を眺める2022年の年末の朝。
「タイパ社会 豊かな時間はどこに」
そんあ特集記事のテーマロゴが目に入りました。
タイパねぇ、タイムパフォーマンス、最近よく聞くワードです。
費用対効果をあらわす「コスパ」、
さらに時間あたりの生産性を重視する「タイムパフォーマンス」、
「タイパ」が」注目されています。時間を効率的に使いたいと、
映画やドラマは「倍速視聴」する人は20~60代の3人に1人、
20代では半数にのぼるのだそうです。
スマホの普及でSNS全盛の時代、定額見放題の動画配信サービスが広まり、
消費しきれないほどの膨大なコンテンツの海の中を泳ぎきるには
日常の行動を高速化したい、いやそうしなければ溺れてしまう・・・のか。
セイコーの調査では7割近くが「時間に追われている」と答えているそうです。
確かにコスパを考えて仕事することはジネススキルとしては必要かもしれない。
けれど、オフの時まで生産性と効率性に追われるのはしんどくないだろうか。
情報をとればとるほど、まだ知らない情報があるんじゃないかと不安になる。
手早く受け取って素早く判断できるからOKという部分はあるだろうれど、
なんだか、のんびり昭和世代には、みんな疲れていないか心配になったりする。
息子が幼稚園に通っていた頃、ある先生がこんなことを言っていました。
「子どもにはぼぉ~っとしている時間がとっても大事なんですよ。
傍目にはぽけ~っとしている時、子どもの脳や心は物凄く活発に動いていて、
想像力や創造力、発想力などが一生懸命育まれているのですから」。
いつもいつもフル活動で時間がぱんぱんになっていては、
人間の心は自由に遊べないということなのでしょう。
大人も子供も時にはぽけ~っとする時間があった方がいいような気がする。
年末年始なんて、もしかすると絶好の機会なのかもしれない。
黒豆、旨煮、きんとんなどなどお正月料理はどれも時間がかかる。
じっくり煮含め、じっくりお料理する、いわば、タイパの対極(笑)
我が家恒例の甘辛2種のお雑煮のために、今夜は小豆を炊きます。
のんびり、ゆっくり、ことこと、ゆらめく湯気にあたり、
小豆が煮える香りを楽しみながら、ただ鍋を見つめてぼ~っとする。
タイパ的にはめっちゃ効率悪いけれど、
今年1年を振り返り、あらゆることに感謝したり、自分を省みたりする。
おせちが時間がかかるタイパ悪いお料理ばかりなのにも意味があるのかも。
タイパは良くないけれど、時間をかけた分だけ、おいしくなる。
そうだ、「おいしいパフォーマンス=おいパ」だ!
さあ、のんびり過ごす時間を味わおう。
おいパな一皿をゆっくり料理しよう。
急がば回れ。
そんな余裕が少しあってもいい。
(写真は)
クリスマスの
おいパな一皿「ポトフ」
下仁田ネギも入れて
ことことじっくり
心身が癒されます



