四百年商店街

龍馬さんも

シーボルトも

長崎を訪れた

歴史上の有名人も歩いた

四百年商店街

2022秋の福岡旅リポート~長崎編その⑭

晩秋の週末2泊3日で訪れた福岡旅、初日は博多の街巡り、

2日目は開業1か月の西九州新幹線で長崎日帰り弾丸ツアーを決行、

滞在時間7時間、路面電車で長崎の見どころを駆け巡りました。

鎖国時代に唯一開かれた「出島」、潜伏キリシタン「信徒発見」の舞台

「大浦天主堂」、開国後の長崎の歴史を偲ぶ「グラバー園」をまわり、

日本最古の中華街「長崎新地中華街」でチャンポンなど長崎グルメを堪能、

長崎のシンボル「眼鏡橋」から天保元年創業「岩永梅寿軒」へ向かい、

地元でも入手困難、半年待ちという幻のカステラを運良くゲットできました。

ずっしりとしたカステラの重みをかみしめながら、

黒塗り漆喰と鉄扉の風格ある町家の風情を今一度眺めていると、

商店街のレトロなすずらん灯にさりげなくはためく旗に目が留まりました。

ん?「四百年商店街」ってロゴが書いてあるぞ。

え、この商店街、そんなに歴史があるの???

そうなんです、「岩永梅寿軒」がある「長崎中通り商店街」は

タダモノでなかった、とんでもない歴史のある商店街だったのですよ。

その起源は17世紀初期、この中通りに寺院群が建立され、

諏訪神社が再興された1625年「寛永2年」に遡るのだそうです。

当時の長崎は出島で行われた海外貿易が隆盛し、職人町も広がり、

後に「シュガーロード」と呼ばれる長崎街道の起点大手橋へ続く物流の道が

この中島川沿いに生まれました。諏訪神社や寺院への参拝や

長崎に夢を求めて集まる若者たちの遊学の場ともなった物流ルートである

寺町、中通り、中島川界隈は賑わう商店街として発展したのでした。

2025年に発祥400周年を迎える「長崎中通り商店街」、

長崎で最も古い「四百年商店街」を記念した旗が掲げられていたのですね。

とはいえ、いかにも観光客向けのお店はありません。だがしかし、一見、

普通のお店に見えるところから実は明治時代から続く老舗だったりする。

商店街の道幅は昔のまま、とっても狭いので、車両は入ってこられす、

結果、いつでも年中歩行者天国(笑)。地元の人に長く愛されたお店が

普段着で出迎えてくれる、長崎らしさを体感できる場所です。

眼鏡橋から徒歩1分、観光のついでに立ち寄るのも楽しいかも。

400年前から長崎で最も賑わってきた商店街には

異国からの文物、情報が集まり、全国から人がやってきました。

その歴史、ロケーションを考えると、長崎を訪れた歴史上の人物たちも

ほぼ全員この通りを歩いた可能性が高い。

龍馬さんも、シーボルトも、ぶらりぶらぶらお散歩したかもしれないね。

昔と今がクロスする四百年商店街。

う~ん、残念、全部歩く時間がない(涙)

いつかきっとまたねと別れを告げ、滞在時間は残り3時間、

どうしても訪れたい祈りの場所へと向かうのでした。

(写真は)

龍馬さんもシーボルトも

歩いたかもしれない

「長崎中通り商店街」

四百年商店街の旗がお出迎え