博多エナジー

高さ10数m

勇壮華麗な

町衆の心意気を

ただただ仰ぎ見る

圧巻!博多エナジー

2022秋の福岡旅リポートその⑥。

週末金曜日の午前11時、晩秋の新千歳から直行便で夏日の福岡へ到着、

2時過ぎには中洲のホテルへチェックイン、さっそく川端エリアをぶらり散歩。

博多川に面したレトロな下町、上川端商店街で博多ラーメン、川端ぜんざいと

博多三大名物をさっそく堪能、食後はのんびり櫛田神社へ。

博多っ子から「お櫛田さん」と呼ばれる櫛田神社は博多の総鎮守で

福岡を代表する夏祭り「博多祇園山笠」はこの櫛田神社の神事です。

770年を超えて受け継がれる博多祇園山笠は「流(ながれ)」と呼ばれる

町の自治組織がそれぞれ毎年1トンもの「舁き(かき)山笠」を作り、

流ごとに「オイッサ!」の掛け声とともに博多の街を男たちが引いて回る

勇壮なお祭りとして知られています。

毎年7月1日から15日まで博多は山笠一色に染まります。

市内10数か所には高さ10数mの絢爛豪華な「飾り山笠」が立ち並び、

300万人もの観客を魅了、祭り後半の10日からは「舁き山笠」が町中を

勇壮に疾走、祭りは「静」の山笠から「動」の山笠へ移り、

最終日の15日の早朝4時29分の追い山笠で祭りは最高潮に。

八基の舁き山笠が櫛田神社を目指し夜明けの街を疾走、

一番山の櫛田入りを皮切りに速さを勇壮さを競い合う様は、

まさに博多の町の熱いエネルギーがマグマのようにように迸る瞬間。

「お櫛田」さんは祭りの中心であり、ゴールなのでした。

絢爛豪華な飾り山笠は祭りが終わると解体されてしまうのですが、

上川端通の飾り山笠のみは櫛田神社に奉納され、

翌年の6月まで展示されているので祭り時期以外でも見ることができるのです。

というわけで、はるばる北海道からお櫛田さんにやってきました!

拝殿の左側に立派な瓦屋根付きの「山小屋」と呼ばれる展示施設が。

おおお~、そばに近づくと・・・デカイ!美しい!勇壮!絢爛豪華!

高さ10数m、仰ぎ見ると首が痛く(笑)なるほどの迫力です。

飾り山笠の高さだけ離れてみるのがちょうど良いと言われているのも納得。

飾り山笠は神様に奉納するための観賞用の山笠。

飾りは下から「道」「橋」「水」などで繋がないといけない、

奇数の山は「勇壮」な飾りつけの「差し山」、偶数は「優美」な飾りつけの

「堂山」などさまざまな決まりが守り、その年の表題に沿って作られます。

目の前の飾り山笠、2022年の表題は「義経千本桜」。

お櫛田さんに面する「表」には義経、静、家臣の忠信などの登場人物が

立体的に配置され、悲しくも美しい歴史絵巻が表現されていました。

ちなみに「見送り」と呼ばれる裏の表題は「怪童金太郎」とか。

麻縄と部材のみで釘一本使わず組み立てられた山笠台の上に

熟練の任魚y氏に寄って細部まで丁寧に作りこまれた飾りはまさに芸術品。

美しいだけでなく、な見ているだけで体がなんだか熱くなってくるような

そんなパワーに溢れています。これが博多という町のエネルギーなんですね。

博多に行ったら、まずは「お櫛田さん」へきんさい。

博多のパワーとプライドとエナジーを

1年中体感できるとよ。

飾り山笠、一見の価値あり!

(写真は)

櫛田神社に奉納された

上川端通の「飾り山笠」

翌年の6月まで展示されています♪