小さな葉っぱの大きな魔法

小指の爪より

小さな小さな

愛らしい葉っぱ

清々しい香り

大きな魔法

そうだ、イカも、少なくなっていたよね・・・。

今朝の北海道新聞で函館名物イカ漁の不振を取り上げていました。

サンマやサケ、そしてイカ、海水温の上昇など海の環境変化のために、

北海道の海鮮トリオが穫れなくなっていることを再確認。

確かに・・・この夏もイカを食べたのは数えるくらいだなぁ。

鮮魚コーナーの冷蔵ケースに並ぶ量は少なく、

半比例してお値段は豊漁の頃のようなお買い得でもなく、

自然と食卓への登板回数が減っているのですね。

「イガ~、イガ~」と朝イカ売りの声が風物詩だった函館でも

数が獲れないだけでなく、食習慣の変化もあり、

朝ごはんにぴっちぴち新鮮なイカ刺しを食べることも減っているとか。

海の変化に気持ちがなかなかついていけない昨今です。

それだけにご近所スーパーに入荷していた秋鮭のサーモンピンクが

光り輝いて見えてきて、少々割高なはしりではありましたが、

えいやっと、大人買い(笑)

ゆく夏を惜しみ、来る秋を楽しむべく、お料理しましたよ。

「秋鮭と夏野菜の香草パン粉オーブン焼き」

我が家の定番お魚料理、旬の鮮魚と季節の野菜のコラボが魅力、

ゆく夏を惜しみ、夏野菜をたっぷり使って

来る秋を楽しみ、はしりの秋鮭を味わいましょう。

まずは秋鮭に塩胡椒、10分程置いて水分をふき取り、

茄子、ズッキーニ、トマトの輪切りに軽く塩胡椒、オリーブオイルをまぶし、

ストウブのオーブン皿に重ねて敷き詰め、その上に秋鮭を重ね、

最後に香草パン粉をたっぷり載せてオーブンで焼き上げます。

今回はフレッシュなタイムを使いました。

みじん切りのにんにくとパン粉に混ぜるのですが、

実は、タイム、香りが良くて大好きなんだけれど、

ちょっとした手間と時間がかかるのよね。

清々しい香りとほろ苦さが魅力のタイム、

香草パン粉にするには枝から小さな葉っぱを細い枝から

丁寧に取り外していかねばならないのですよ。

煮込みなら後から枝を除けばいいけど、オーブン焼きの場合は

枝が残っていると口当たりがよくないのでマストの作業。

華奢なタイムの小枝を逆さまにもって、指先で細い茎を押さえ、

滑らせていくと小さな葉っぱが茎から離れていくのですが、

ちょっと強くすると葉をつけた細い枝がポキッっと折れたりするので

けっこう繊細さが要求されるのよね~。

時間がなくて焦っている時はおすすめできない作業(笑)

ぱらぱら、はらはら、ぱらぱら、はらはら・・・

タイムの小さな小さな葉っぱが摘まれたいくごとに

爽やかで清々しい香りが鼻腔をくすぐっていきます。

う~ん、この香りをかいだだけで、なんだか癒される。

小さなタイムの葉っぱを加えた香草パン粉をかけてオーブンへ。

30分程で香ばしい匂いが立ちのぼってきました。

さあ、焼けた、出来上がり♪

「秋鮭と夏野菜の香草パン粉オーブン焼き」さあ、ボナペティ!

こんがり焼けた香草パン粉の衣をまとった秋鮭はふっくらジューシー、

茄子とズッキーニ、トマトは秋鮭の旨味も吸い込みもう抜群。

そして、なんといっても、功労者は、タイムの芳香。

秋鮭の味わいをより引き立てる香り、さすが「お魚のハーブ」です。

タイム。

小指の爪より小さな葉っぱがかもしだす

おいしいおいしい大きな魔法。

今年も秋鮭を味わえたことに、海に、感謝です。

(写真は)

「2022秋鮭と夏野菜の香草パン粉オーブン焼き」

旬のお魚と季節の野菜を両方楽しめる

我が家の鉄板お魚料理よん♪