安息日のフリット

初夏だ

イカだ

サクッと

カラッと揚げよう

安息日のフリット

週末は初夏の魚介まつり♪

夫がデパ地下で初鰹のたたきをゲットし、

妻は新鮮なイカを見つけて揚げる揚げる(笑)

我が家の初夏の定番料理「イカのフリット」で~す。

今年はカツオが異例の豊漁ですが、

ず~っと不漁が心配されているスルメイカも

ちゃんとご近所スーパーに入荷していました。

以前のようなお手頃価格とは言えませんが、

ぴかぴかのお姿を拝見したら買わずにはいられない。

初夏だ、イカだ、フリットだ!

活きの良いイカを見ると揚げずにいられない体質(笑)、

今回はふわっと感がたまらないローマ風のフリット。

まずはスルメイカの下処理から、と、その時初めて気づいた。

産地表示「新潟県産」とある。北海道産とばかり思っていましたが、

まさかの夫の故郷のイカだった。これもご縁ね。

胴からゲソと内臓を取り出し、胴は輪切りに

ゲソは食べやすい大きさにカットし、水分をよく拭き取り、

小麦粉をまぶし、小麦粉、卵、炭酸水、塩少々を混ぜた衣をつけて

オリーブオイルで揚げていきます。

最初は少し低めの温度で揚げていくと、爆発は最小限に防げます。

この法則も、何度も何度も、油の中のイカ自爆に遭遇して

経験的に導き出されたもの。油はねとの戦いの系譜だ(笑)

半透明の身が白くなった瞬間に素早く引き上げる、これ鉄則。

「新潟県産スルメイカのローマ風フリット」

熱々揚げたてにカレー塩をちょっと振ってパクリ!

うっまぁぁぁ~~~!やわらかぁぁぁ~~~!

イカはフリットで食べるのが一番好きかも♪

イタリアでは「Calamari Fritti」

スペインでは「Calamares Flitos」

新鮮なイカをカラリと揚げた料理はバールやバルの定番。

ちなみにリング状に上げるのがローマ風とされています。

揚げ物は紀元前のペルシャで誕生した「シクバージ」がルーツとか。

元々は焼いた肉を酢につけ蜂蜜やドライフルーツなどで

甘酸っぱく味付けした料理でしたが、その後船乗りたちが保存食として

船上で獲れる魚を揚げた魚のシクバージが地中海から西へと伝わり、

イタリアのフリットやスペインのフリートスになったのですね。

粉をつけて揚げる料理は魚の形が崩れにくく、

見た目もきれいなこともあり、キリスト教徒の間では

肉食タブーの安息日に魚の揚げ物が重宝され、

安息日の食事としても親しまれていったと言われています。

週末の食卓にフリットを。

これって歴史的意味もあったのね。

自然の恵みと人の営みに感謝を。

フリットが、美味い。

それだけで、幸せ。

(写真は)

新潟県産スルメイカの

カリッとフリット

カレー塩でいただきまする♪