ジャポンのキャビア

梅雨、

みたいだけど

夏だ

茄子だ

ジャポンのキャビアだ

あのぉ、これは、もう立派な「梅雨」ではないでしょうか?

と、誰に向かって言っているのかわかりませんが、

とにかく、6月の北海道とは思えない雨が降り続く空模様、

誰か、早く梅雨入り宣言してください、

で、誰か早く梅雨明け宣言してほしい(泣)

例年になく大きく張り出した太平洋高気圧と

その上空にあるチベット高気圧、ダブル高気圧の影響で

梅雨前線が北へ大きく押し上げられてために

北海道に雨雲が入り込み、大雨被害に見舞われた地域もあります。

もう、ほんとに、例年のすっきり青空が待ち遠しい今日この頃。

しかし、梅雨、みたいだけれど、

八百屋さんに行けば、夏野菜が元気に並んでいて

彩り鮮やかなカラフルな野菜たちを見るとテンションが上がります。

さあ、夏だ、茄子だ!

つやつや美しい紫色の茄子を見るともう買わずにいられません。

おっと、お隣にはこれまたぴかぴか緑鮮やかなピーマンも。

茄子とピーマン、とくれば、アレしかありません。

夏のお惣菜の定番「茄子とピーマンの味噌炒め」です。

「なべしぎ」と呼ばれる和食の定番料理ですね。

江戸時代、茄子の田楽のことを「しぎ焼き」と呼ばれていました。

渡り鳥の鴫(しぎ)の頭の形が茄子に似ていることから、

その茄子の炒め煮に「鍋しぎ(なべしぎ)」との名前がついたようです。

つやつやの茄子とぴかぴかのピーマンを胡麻油でざっと炒め、

味噌、味醂、酒、砂糖に醤油少々を加えて、夏野菜の水分だけで炒め煮、

仕上げに香ばしい白炒り胡麻と大葉の千切りをトッピング。

甘辛い味噌味と茄子とピーマンと大葉の香り、

ひと口頬張れば、ああ、今年も夏が来た~!と実感します。

茄子は、エライ。

茄子は、やさしい。

味も香りもことさら声高に主張しない性格(笑)は

世界中で愛され、世界中に美味しい茄子料理があります。

中華の炒め物や蒸し物、地中海料理のムサカ、

そそて美食の国フランスでも愛されている野菜です。

フランスの定番茄子料理の名前はなべしぎに負けないくらいユニーク

その名は、「貧乏人のキャビア」。

フランス語で「Caviar d’aubergines(キャビア・ド・オーベルジーヌ」。

茄子にアンチョビやオリーブ、ケイパーなどを加えたペースト料理で、

バゲットやクラッカーに載せて食べると絶品のお惣菜。

茄子の種の粒々した食感がキャビアに似ていることからその名がついたとか。

本物キャビアよりも美味しいとの自負が

ユニークなネーミングに表れているようで食文化の豊かさを感じますが、

和食の夏の定番お惣菜「なべしぎ」も美味しさでは負けていませんよね。

誇りをもって「ジャポンのキャビア」との別名をつけましょう(笑)

夏だ、茄子だ、

キャビアの日仏競演だ。

今夏のうちに作ってみようっと、

「貧乏人のキャビア」♪

(写真は)

日本が誇る

ジャポンのキャビア?

「茄子とピーマンの味噌炒め」

またの名を、なべしぎ

さつま揚げとしめじも入れてみたよ♪