ゴーヤーの人

濃い緑と

心地よい苦み

夏が来れば

恋しくなる

ゴーヤーの人

この週末、何度『暑い』と言ったでしょうか?

今朝のラジオからの呼びかけに思わず数えてみると・・・

う~ん、「暑い」「蒸し暑い」「むっとする」「扇風機つけよ」などなど

ヴァリエーションを加えたら、もうカウントできないくらい(笑)

体温超えの猛暑日が続く本州以南ほどではありませんが、

北海道も6月の真夏日に道民も「暑い」連発の週末でした。

でも、夏大好き人間としては、暑いけど、嬉しい。

夏が来た、さあ、ゴーヤーの季節だ!

というわけで、この週末、作りましたよ。

夏の定番沖縄料理「ゴーヤーチャンプルー」。

北海道産大豆の木綿豆腐をしっかり水切りした「なんちゃて島豆腐」に、

スパム、卵をたっぷり使った贅沢ヴァージョン。

何度作っても、何度食べても、

う~ん、でーじまーさん!!!(とっても美味しい)

ゴーヤーの濃い緑、爽やかな香り、心地よい苦み、食感、

ゴーヤーチャンプルーさえあれば、真夏日もどんとこい!

ほんと、大好き、ゴーヤー。

と、何度もゴーヤーを連発していて、はたと気づく。

そういえばスーパーや八百屋さんの店先のPOPや居酒屋さんのメニューは、

「ゴーヤ」とか「ゴーヤチャンプルー」って書いてること、多くない?

そうなのです。実はこの「ゴーヤ?ゴーヤー?」現象、

沖縄ではなかなかほっとけない問題らしい、のですよ。

沖縄タイムスのウェブ版でこんなタイトル記事を見つけました。

「ゴーヤーvsゴーヤ ヤーと伸ばす沖縄の主張を聞いてほしい」

まず、前提として、沖縄では「ゴーヤー」一択!

沖縄の言葉(ウチナーグチ)では「ヤー」と語尾を伸ばして発音します。

ところがGoogleトレンドで過去5年の検索結果では

「ゴーヤ」の方が圧倒的に数が多く、沖縄をのぞく地域では

ほぼほぼ「ゴーヤ」と語尾を伸ばさない発音がもう圧勝。

それだけ沖縄野菜が全国区で愛されている証拠であり、

沖縄の人たちもそれはとても嬉しいのですが、

ただ「ゴーヤ」を耳にしたり目にしたりすると、

ウチナンチューとしては、なんともムズムズするらしいのです。

なんか、ちょっとわかる。北海道の人気観光スポット「富良野」、

道産子は「フ」を高く発音する頭高アクセントなのですが、

テレビの旅番組とかで「フラノ」とどこも音が上がらない平板で

発音されることが多くて、ちょっとムズムズするのと似ているかも(笑)

沖縄の言葉の専門家によるとウチナーグチには

語尾を伸ばす「音引き」という特徴があるのですが、

和語や漢語で構成される日本語には「音引き」がないのだそう。

そういえば、沖縄では語尾を伸ばす言葉をよく耳にします。

ウチナーグチではこの「音引き」によって

普通名詞が人や物を表すことも多くみられます。

美貌を意味する「ちゅらかーぎ」の語尾を伸ばすと「ちゅらかーぎー」=美人、

「ゆんたく(おしゃべり)」は「ゆんたくー(おしゃべりな人」となるのです。

英単語に「er」を付けて語尾が伸びると意味が変化するのとよく似ている。

「sing(歌う」→「singer(歌手)」

「make(作る)」→「maker(作る人・モノ」とかね。

ウチナーグチと英語の不思議な共通点です。

沖縄の言葉がとても温かくやさしく感じるのは

のんびり柔らかく伸びる語尾の響きもあるかもしれませんね。

一方北海道みたいに寒いと、語尾を伸ばす余裕もなくなる(笑)

寒い→さぶっ!て、むしろ縮めたくなるさー。

だから、言葉は、面白い。

あれ、待てよ、ってことは、

ゴーヤーが大好きな人は、まさにゴーヤー。

間違っても「ゴーヤ」と縮めて発音するわけにはいかない(笑)

私、ゴーヤーの人、です♪

(写真は)

我が家の夏の定番

「ゴーヤーチャンプルー」

島豆腐が手に入らなくても

北海道大豆の木綿豆腐を

しっかり水切りすればOKよん♪