コスパ・タイパ

ファスト

倍速

そんなに急いで

どこへ行く

コスパ・タイパ時代

今朝の札幌、雲ひとつない快晴です。

ずっと気温が低くひんやりした日が続いていましたが、

今日は初夏らしい過ごしやすい気温まで上がりそう。

お日さまはゴキゲン、空気は爽やか、鳥たちは歌い、緑が眩しい。

この季節の札幌はもう最高、世界に自慢したくなります♪

小鳥たちの朝のあいさつを聞きながら朝刊をめくっていると、

ふ~む、文化面に気になる特集記事が載っていました。

「倍速視聴 現代を生き抜く戦略」

「ファスト映画」や「倍速視聴」ってワード、

そう言えば、最近、よく耳にします。

「ファスト映画」とは映画を10分程度に短く編集して、

ネット投稿された違法動画のこと。

大手映画などが5億円の損害賠償を求めていますが、

映画を10分で観たいニーズが現実にあるのですね。

映画やドラマを速い速度で視聴する「倍速視聴」、

興味のないシーンを10秒後までスキップする「10秒飛ばし」、

通常ドラマで途中のエピソードを飛ばす「話飛ばし」など

時間効率を重視した視聴スタイルが若い世代に広がりつつあり、

20代の49%が倍速視聴の経験があるそうです

「最初からずっと早送り、状況が変わりそうな場面で

通常モードに戻すが、最初と最後がわかればいい」

「展開が面白い作品は行間を読まなくても話が通じるので

1・25倍か1・5倍速で」とは映画を早送りで観る人の声。

定額動画配信などの普及によって映像作品が供給過多のなか、

時間のコストパフォーマンス=タイムパフォーマンスを重視、

効率的にコンテンツを「消費」するためだそうで、

もはや作品の「観賞」ではなくなっているようです。

背景にはわかりやすさを求め失敗や無駄を恐れる若者の心理があると

記事は指摘しています。ハズレを見たくない、

作品自体を楽しむより話題のネタとしてチェックしておきたい。

なので時間のコスパが大事、タイパを重視ということ、らしい。

コスパに、タイパ・・・かぁ。

そう言えば先日観たテレビドラマで若手社員たちの会話の場面に

やたら「タイパ」って単語が出てきて、面食らった。

「目的達成のためにはスピード感、タイパが重要」てな台詞。

そうか、タイムパフォーマンスってことだったのね。

これ、「倍速視聴」だったら、「タイパ」も聞き逃していたかも(笑)

コスパに、タイパ、若者たちよ、そんなに急いでどこへ行く。

って、通常モードのおばさんは、余計な心配をしてしまう。

台詞の言葉だけじゃなく、

そのトーンとか、表情とか、間合いとか、余韻とか、

あ~、そういうことだったんだって気づく伏線とかもね、

倍速だったら、みんなすっ飛んでしまうんじゃなかしらってね。

子どもはぼ~っとしている時間にいっぱい心と脳を働かせて

豊かな人間性を育むのだから、スケジュールをいっぱい詰めないで

ぼ~っとさせないって何かの育児本で読んだことを思い出します。

人生に「ムダ」も必要ってことなのかもしれません。

コスパもタイパもムダも、

みんな、大事なのかも、ね。

(写真は)

「北菓楼」開拓おかきの新作

「野付北海シマエビ」

美味しくて倍速で食べちゃいそう(笑)