4パウンドの愛

1パウンド×4

454g×4

そうとう大きく

そうとう甘い

4パウンドの愛

朝のヨーグルトで食べきれなかったバナナが2本。

すでにシュガースポット満載で甘く濃厚な魅惑の香りが

なんというか、触れなば落ちん的にキッチンに漂っている。

こうなったら、もう、アレを作るしかあるまい。

熟れすぎたバナナを変身させる美味しいわざ。

手作りバナナケーキを焼くといたしましょう。

いつもはヨーグルトや植物油を使ったヘルシーなレシピなのですが、

たまには、カロリーを忘れて、ちょっとリッチなパウンドケーキ風に。

まず、レーズンをラム酒で浸してラムレーズンを作っておきます。

熟れたバナナの皮を剥き、フォークで果肉をつぶしておきます。

ボウルに柔らかくしたバターと三温糖をよくすり混ぜ

白っぽいクリーム状に。そこへ卵を2,3度に分けて加えてよく混ぜます。

さらにつぶしたバナナを加えてバニラエッセンスを数滴、

そこへふるった薄力粉とベーキングパウダーを投入、さっくりと混ぜ、

粉気のあるうちにラムレーズンを加え、さっと混ぜた生地をパ

ウンドケーキ型に流し入れ、180℃のオーブンで40分ほど焼いたら完成。

う~ん、甘いバナナとケーキの焼けるいい匂いがしてきた。

手作りケーキが焼ける匂いって、まじ癒し効果がありますね~。

心がす~っと凪いで、ほんわか幸せな気持ちになってくる。

保健室とかクリニックとか、バニラの香りを漂わせるのもありかも?

なんてね。

ピーピーピー♪焼き上がりを知らせるオーブンのブザーが鳴った。

おおお~、美味しそうな焼き色もついている。上出来さ~。

「自家製完熟バナナのパウンドケーキ」大成功。

型から外しオーブンシートを付けたまま冷ましましょう。

おやつ時間、濃いめの紅茶を淹れて、ケーキ入刀♪

よしよし、しっとり綺麗な焼き上がり、

ラムレーズンも最後の最後に加えたので

ちゃんと沈まず生地にとどまっています。

さあ、いただきます。フォークでカットしてパクリ♪

う~ん、バナナの濃厚な香り、風味と芳醇なラムレーズンが

バターが効いたしっとり生地と相まって、とっても美味。

たまにバターを惜しまないパウンドケーキのレシピもいいな~。

馴染み深い「パウンドケーキ」はイギリス生まれのお菓子。

18世紀初頭、小麦粉・砂糖・バター・卵という4つの材料を

それぞれ1ポンドずつ使って作られたことから

「パウンドケーキ」と呼ばれるようになったのです。

1パウンドはおよそ454g。

小麦粉・砂糖・バター・卵をこの量使うとすると、

かなり大きなずっしりしたケーキになります。

なぜ、1パウンドも使ったのか?

実は誕生当時、パウンドケーキは砂糖漬けの果物などを加えた、

3段重ねのウェディングケーキとして作られていたのだそうです。

一番下は当日の列席者向け、2番目は当日来ることができなかった人向け、

一番上の小さなケーキはこれから生まれてくる子どものためのケーキとされ、

そのため材料も大量に必要になり合計4パウンドのケーキになったらしい。

幸せな二人の人生の門出を祝うパウンドケーキ。

貴重なバターもお砂糖もたっぷり1パウンドずつ使って焼き上げたのですね、

お祝いに来てくれた人も来られなかった人もみんなに感謝し、

未来の家族の誕生も願う、4パウンドの愛が詰まった幸せのケーキ。

パウンドケーキの誕生物語は

幸せに満ちていた。

バナナパウンドケーキも大成功。

カロリーなんて野暮はこのさい忘れまよう(笑)

(写真は)

「自家製完熟バナナのパウンドケーキ」

バターはかなり控えめ、

1パウンドも使ってませんが、

お味はジョートー♪