梅の春

梅は咲いたか

桜はまだかいな

桜を待って

桜を見送り

梅の春

今日から5月。

例年なら北海道はこれから桜の見頃を迎えていましたが、

今年の桜前線はかなりのハイスピードで到着しましたので、

円山あたりは早くも葉桜になっている桜もあります。

ぽかぽか陽気に恵まれた昨日土曜日、花のご機嫌伺いに、

桜の名所円山公園までお花見散歩に出かけてみました。

今年も昨年、一昨年同様、公園内での飲食は原則禁止、

BBQもシートの上でお弁当を広げることもできません。

が、うわっ、すっごい人出。

円山公園&北海道神宮周辺は人も車も大混雑。

地下鉄駅から公園へ向かう人の波が途切れることなく、

かつての賑わいが戻ってきたようですが、マスク着用率は100%、

まだまだ感染対策は緩められませんね。

主役の桜は満開を過ぎてやや散り始めていましたが、

桜と同時に木々の緑の芽吹きも早く、

桜色と若葉色が寄り添う様子は今年ならではかも。

名残りの桜と初々しい緑の若葉が織りなす景色はいとおかし。

桜と若葉のコラボを楽しみながら神宮へ向かう参道へ。

「あ、縁日が出てる!」

後ろを歩いていた若い女性が嬉しそうにお隣の彼に話しかけます。

タコ焼きやタピオカなど屋台が賑やかに花見客をお出迎え、

「なんか、あ~ゆ~お店出てるだけでテンションあがるよね♪」

うんうん、前を歩くオバちゃん(笑)も同感同感。

なんか、いいな~。

ベランダから桜並木を見下ろす一人花見も良いけれど、

桜に惹かれてやってくる善男善女のざわめきのなかで見る桜は

なんか、さらにあったかく感じる。

そして北海道神宮の本殿到着、さあお参りを思ったら、

あ~らら、びっくり、本殿前は長蛇の列!

初詣のような混雑ぶりに驚きました。

コロナ前の花見時期、こんなに並んでいることはなかったような。

色々神様にお願いしたいことも多いのでしょうし、

BBQできないならお参りでも、なんて人も多いのかも(笑)

神様、お花見時期も大忙しのようで何よりです。

ま、徒歩圏内だしね、お参りはまたの機会に譲って、

行列の横で丁寧に手を合わせて祈ってまいりました。

帰りは参道横の梅林へ。

うわぁ~~~!!!ここは桃源郷???

おっと、梅だから、梅源郷か(笑)

紅白の梅がまさに今が盛りと咲き誇っていました。

北海道神宮の梅林は2200坪の面積に250本ほどの梅があり、

境内の梅で作った「梅酒」も知る人ぞ知る名物です。

豊後梅、紅梅、などの品種が我が世の春とばかりにほころぶ中、

圧倒的な存在感を放つ梅がありました。

「うおっ、スゲぇ!」「うわ~、キレイ!」

梅林を散策する老若男女、誰もがそこで足を止めます。

青空を衝くかのように上に向かう枝先にびっしり、みっしり、

濃いピンク色の梅が咲き誇っているのでした。

鈴なりにみっしり花が密集して咲いていて、もう木肌が見えない。

そのあまりに派手な艶やかな咲きっぷりに

「うひょ~、なんか笑える」という声も聞こえてきます。

確かに、もうキレイ、美しいという感嘆詞を通り越して

なんだか笑えてくるくらい迫力ある咲きっぷりなのです。

正確な品種名はわからないのですが、八重咲の梅と思われます。

誰もが足を止め、色々な角度からスマホのカメラを向けていて、

多分、この日の梅林の人気ランキングトップでしょう。

「ほころぶ」をはるかに通り越した盛大な咲きっぷり、お見事。

濃いピンクの八重咲の梅のまわりが笑顔で溢れる。

マスクを着けていても楽しい気分が伝わってくる。

そのとき、こんな声が聴こえてきた。

「梅、密だね(笑)」。

未知のウィルスが現れてから3度目の春。

鈴なりの八重咲の梅を表す言葉にも自然に「密」が加わった。

言葉は時代を映す。

梅の春。

(写真は)

天を衝く

紅色の八重咲の梅

笑っちゃうくらいに

密で、キレイ