うちなーバゲット

くるくる

長くて

軽くて

おいしい

うちなーバゲット

今朝は朝から久しぶりの雨が降っています。

窓を開けて早朝の空気を吸い込んだとたん、

それはそれは爽やかな新緑の香りが鼻腔を駆け抜けていきました。

初夏の雨に濡れた青葉が放つ天然のアロマ、最高です。

昨日は久しぶりに買い物があって街中へおでかけ。

ショップを彩る色とりどりの夏のファッションは眺めるだけで満足、

お洋服屋さんはスルーできるのですが、わしたショップはそうはいかず(笑)

大通の地下街へいくと、ついつい立ち寄ってしまうのです。

今回のお目当ては「麩」。

沖縄独特のフランスパンみたいに長い「くるま麩」です。

朝の連ドラ「ちむどんどん」の今週のテーマが

「フーチャンプルーの涙」、画面に何度も登場するフーチャンプルー、

どうにもこうにも食べたくなって、わしたショップへ。

あった、あった、存在感抜群の「くるま麩」。

小麦粉のグルテンに小麦粉を足して寝かせた生地を

鉄の棒にくるくると巻き付けて焼き上げたもの。

中が空洞な形が車のタイヤに似ていることから

「くるま麩(車麩)」と名付けられたと言われています。

野菜などを炒め合わせたフーチャンプルーとして

長年沖縄県民に愛されてきた食材ですが、その歴史は意外と浅く、

戦後アメリカからの小麦が大量に出回ったことをきっかけに

この大きく長いくるま麩が本格的に生産されるようになったとか。

お味噌汁の具など脇役のイメージがある麩ですが、

沖縄では県民食、主役として定着した大きな理由のひとつが台風。

今ほど流通が不便だったころ台風の影響で野菜など食材が不足したときに

安価で栄養価が高く、高温多湿の沖縄でも長期保存ができるくるま麩は

とても重宝されたのですね。

また、かつては卵が高価で貴重だった時代、

くるま麩に卵を吸わせてかさ増しできたこと、

さらに近頃は低カロリー高タンパクの健康食材として

ますます人気が高まっているようです。

沖縄の美味しい食べ物には沖縄が歩んできた歴史と

人々が営んできた暮らしの物語があります。

うちなーんちゅが愛するフランスパンみたいなくるま麩。

うちなーバゲット、さあ、週末はフーチャンプルー祭りさ~♪

(写真は)

沖縄県民食「くるま麩」

くるくる長いうちなーバゲット

横に置いたペンの2倍はあるね♪