雪解パワー

季節と

機械と

人間と

一致団結

雪解パワー

夜が明けたばかりの新しい朝。

窓を開けると・・・じゃばじゃば・・・水の音がする。

あれ?雨が降ってる?いや空からは何も落ちていない。

角が丸くなった朝の気温ではたと気づいた。

そうだ、雪解けの音だ。

この冬の大雪で積もりに積もった屋根の雪、道路の雪山が

朝のプラス気温で、じゃばじゃば音をたてて解けているのでした。

季節が進む力は、凄いなぁ。

と、感心していたら、昨日の午後はさらに大きな轟音が。

マンション前の例の脇道に合計3台の重機が連なり、

力強く除排雪作業が行われていたのです。

だよね~、あそこはまさに魔の道、「鬼門」の道、

大雪の時には1日に6台、つい一昨日もトラックが雪にはまっていたもの。

ガガガガァー!ゴゴゴゴォー!

合体ロボのようなごっついパワーショベルが

ザクザクの轍を根こそぎ、それは容赦なく削り取り、

排雪トラックの荷台にドサッドサッと積みこんでいく。

機械の力は、凄い!

働くクルマ好きの子どものように、

ず~っと口をぽか~んと開けて(笑)眺めてしまった。

重機パワーが通り過ぎた後にはぴかぴかのアスファルトが光っていた。

もう永遠に解けないような気がしていた大雪も

季節が進み、人々は雪かきに励み、最後は重機が(ようやく)入り、

久しぶりのアスファルト路面との再会が叶った。

季節と人間と機械が一致団結「雪解パワー」で春に一歩近づいた。

でも、窓越しに聞こえる除排雪の轟音と振動に

ふとウクライナへの軍事侵攻の戦車の音が重なった。

日常の風景が戦車の車列に蹂躙される不条理。

人々が感じる轟音と振動はこの何万倍かと想像する。

世界中に春を。

祈るしかないことに

身悶えするような3月だ。

(写真は)

雪解パワー降臨

3台の合体ロボが

冬をかきだし

春を呼ぶ