海老とアル・カポネ
ぱっと
華やかに
食卓に咲く前菜
まさかの関係?
海老とアル・カポネ
先週末一夜のおかえりなさい晩餐会。
帰省した息子たちと家族そろって楽しく過ごしました。
キッチン担当の母、メニュー構成から買い物、下ごしらえ、調理まで
ロードマップを作って準備、仕事も料理もスタンバイが大切なのだ(笑)
食事のスターターはサプライス演出効果も抜群の
ファットリアビオ北海道のブッラータチーズと苺の一皿。
真白い巾着型のフレッシュチーズのくびれた部分をキッチン挟みで切ると、
とろ~り!濃厚なクリームとモッツラレラが流れ出て、食卓に歓声。
苺と沖縄のお塩とオリーブオイルとレモンとホワイトバルサコとタイムと
その組み合わせは、もう最高、お洒落な苺ミルクのような前菜でした。
そして2番手は「シュリンプカクテル」。
茹でた海老をカクテルソースで食べるアメリカの代表的な前菜。
特に1960年代から80年代にかけてイギリス、アメリカで大人気となり、
今でも世界中で愛されている見た目も華やかな一品です。
もちろん我が家のパーティー料理の定番リストにも入っています。
海老は背ワタをとり、レモンと玉ねぎと白ワインと黒粒胡椒を入れたお湯で
さっと茹で、尾を残して殻を剥いておきます。
ぷりぷり感を大切に茹で過ぎないようにね。
ケチャップにレモン汁、ホースラディッシュ(西洋わさび)、
それにウスターソースがなかったのでとんかつソースを少々混ぜたら、
ピリッと辛く香りがよいカクテルソースの出来上がり。
ホースラディッシュも今はチューブタイプがあるから便利。
あとはカクテルグラスにソースを入れて、
グラスの縁に茹でた海老を愛らしくひっかけて盛りつけ、
レモンとイタリアンパセリを添えれば、
世界中が大好きな前菜「シュリンプカクテル」の完成。
海老の尻尾をつまんで、カクテルソースをちょんとつけてパクリ♪
心地よくツンとくるホースラディッシュの辛みと香りが
ケチャップベースのソースを大人に仕上げているのだ。
気軽につまめる前菜として愛されるわけよねぇ。
人気者の「シュリンプカクテル」はイギリスにあるバーで生まれたとか、
もともと生牡蠣にケチャップをかけたのが起源だとか、
その由来には諸説あるようですが、
個人的に有力と支持したいのがアメリカ生まれ説。
1920年代のアメリカは、いわゆる禁酒法の時代、
お酒が提供できなくなったバーではカクテルグラスが用済みになりました。
そこで、たまたまお皿代わりに茹でた海老をマティーニグラスに
ひっかけてみたところ、「映える~!」ってことで生まれた、らしい説。
しかもグラスに入れた真っ赤なカクテルソースは
アメリカ人が大好きなカクテル、ブラッディマリーに見えなくもなく、
おおっぴらにお酒が飲めなくなった当時の人々たちには
より輝いて見える前菜として大人気になった、らしい。
そういえば、禁酒法と言えば、アル・カポネ。
言わずと知れたギャング王で、映画でもおなじみですが、
その名も「アル・カポネ」というカクテルがあるようです。
クランベリーリキュールを使った真っ赤なカクテルは
ブラックオリーブで彼が愛用した帽子ボルサリーノを表すらしい。
この「アル・カポネ」に使われるのは、
シュリンプカクテルに使われるショートタイプのあのグラス。
「もしかしたら、アル・カポネもこの前菜好きだったかな~」なんて、
禁酒法時代のアメリカ映画話で盛り上がるのも楽しい一品かもしれません。
ぷりぷり海老と真っ赤なカクテルソースと
ボルサリーノを被ったアル・カポネ。
関係あるような、ないような(笑)、
ま、シュリンプカクテルは美味しい、これはホント♪
(写真は)
みんな大好きな
海老たっぷりの
「シュリンプカクテル」
アル・カポネも?

