希望の翼

いつか

大空へ

きっと

旅立てる

希望の翼

必死で逃げまどっていた。ビルが爆撃されていた。

はっと気づいた。夢だった。

連日のウクライナ侵攻のニュースの映像が脳裏に刻まれているのだろう。

しかし、ウクライナの人々にとっては、それは現実なんだ。

朝目覚めたあとも、気持ちが重たい。

平和へつながるニュースは、今朝も報じられていない。

なんともやるせないどうしようもない無力感を抱えながら、

韓国大統領選挙、ローソンのサンドイッチ・おにぎり値上げ、

そして新型コロナ新規感染者数などを伝える朝刊に目を通す。

「英シェル ロシア完全撤退」「米 ロシア原油禁輸へ」など

対ロシア経済制裁の記事が並ぶ経済面に小さな見出しがありました。

「新千歳出入国者3か月ぶりゼロ」。

2月の国際線の出入国者数がゼロ、だったそうです。

年明けからのオミクロン株の猛威が影響したのでしょうね。

ちなみに去年の2月もゼロだったそうです。

旅行者の姿がまったくいない空港の様子を思い浮かべると

ほんと、せつなく、悲しくなりますね。

でも、そんな凹んだ心がちょっと救わる記事がありました。

「国際線の新ブランド設立」。ANAホールディングスが

中距離路線をメインとする国際線事業として検討していた新ブランドを

「AirJapan(エアージャパン)」と命名したと発表したのです。

運賃の基準はLCCと同様で、サービスの水準は全日空に近づけ、

具体的な路線は調整中ですが、

成田空港とアジア・オセアニア方面との間で

2023年下期から運航する方針だそうです。

そうか、来年秋には新ブランド路線でオーストラリア?

タイのバンコク?あたりに飛べるかも?しれない?

その頃には新千歳空港国際線にも旅行客でにぎわっているかも。

ワクワクしながら搭乗アナウンスを聞いているかも。

そんなことを想像しただけでもちょっと気持ちが晴れてくる。

逆境にあえぐ中でも未来を見据えて新規事業に踏み出す航空会社。

そうだ、飛行機は、希望の翼だったんだ。

爆弾ではなく、人々の希望を載せる乗り物なんだ。

そしてまた、

ウクライナ侵攻の特集記事を

じっくり読む朝なのだった。

(写真は)

フランス生まれのショコラ

「オランジェット」

ほろ苦いオレンジピールが大人の味。

パリのショコラティエを想いながら

しみじみ味わう弥生三月