春コンカン

何かもう一品

何かアクセント

何か野菜がたりない

そんな何かを解決

春コンカン♪

急速に発達した低気圧の影響で上空に寒気が入り込み、

北海道をはじめ北日本は明日夜にかけて大雪、暴風雪、との予報通り、

札幌も朝から時折、窓の外が真っ白になる猛吹雪となっています。

一瞬静かになったかと思った次の瞬間、ホワイトアウトになるので、

本当に、冬の大荒れお天気は、怖い。

そんな冬にありがたいのが買い置き素材。

ツナやオイルサーディン、アンチョビなどの缶詰めとともに、

切らさないようにキッチンにストックしているのがお豆さん類。

常温で保存できる便利な水煮のパックは心強い味方です。

メインもサブも決まった・・・けれど、

何かもう一品、何かアクセントが、何か野菜が足りないな~なんて

さまざまな「何か」をぱぱっと解決してるのがお豆の料理。

栄養の宝庫であるお豆を使った一品は体も心も幸せにしてくれます。

ということで、この週末はレッドキドニー(赤いんげん豆)が大活躍。

暑い夏によく作るスパイシーな「チリコンカン」を

ちょっと春ヴァージョンにアレンジ、

名づけて、なんちゃって「春コンカン」(笑)を作りましたよ。

チリコンカンはメキシコからアメリカ南部に由来する、

いわゆるテクスメクス料理の定番の一品。

スペイン語のチリ=唐辛子、カルネ=牛肉が語源とされ、

ピリッと刺激的な辛さとスパイシーさとお豆が絶妙な郷土料理。

今回は春を待つこの季節に合わせて辛さは控えめ、

冬場に不足しがちなビタミン補給をかねてお野菜や豚肉を使い、

ちょっとこっくり優しい味わいの煮込み料理に仕上げます。

イメージはチリコンカン+ラタトゥイユ=春コンカン、ね。

ル・クルーゼにオリーブオイルとみじん切りのにんにくを入れて炒め、

香りをたたせ、粗みじん切りの玉ねぎを加えてさらに炒め、

甘い匂いがしてきたら、細かく刻んだ豚肉、少々のベーコンを加え、

キツネ色になるくらいまで炒めます。

さらにダイスにカットしたにんじん、赤と黄色のパプリカを投入、

オイルが十分になじむまで炒めたところで砕いた赤唐辛子、チリパウダーは

夏よりも少し控えめに、さらにミンシード、ブラックペッパーを加え、

油を絡めるようによ~く炒めてスパイスの香りを引き出します。

ここが香り高いチリコンカン、いや春コンカンのポイント。

食欲をそそるいい香りがしてきたら、白ワインを少々、

トマト缶と水1カップ、コンソメキューブ、蜂蜜少々、ベイリーフを加え、

あとはコトコト、こっくり20~30分程煮込むだけ。

仕上げに塩、黒胡椒で味を整えたら出来上がり♪

春のお日さまを待ちわびる「春コンカン」

レッドキドニー、トマト、パプリカが織りなす赤のグラデーションが

目も舌も胃袋も心もほっこり温めてくれる。

陽気な赤い一品が加わるだけ食卓に太陽が差したようだ。

心地よい辛み、鼻をくすぐるスパイスの芳香、こっくりした豚肉と

甘いお豆とトマトの酸味と旨みが凝縮した「春コンカン」

コイツは、美味いぜ!

冷えたカヴァにもよく合っちゃう。

キッチンにお豆さあれば。

きっと「何か」を解決してくれる。

また買い足してストックしておこうっと♪

(写真は)

お日さまを待ちわびる

「春コンカン」♪

南欧の器も嬉しそう。