今川からロンドン
江戸の今川から
甘太郎、回転
太鼓にホームラン
そしてロンドンまで
百花繚乱おやつの輪♪
今日は節分。
今年は北北西に進路を取って(笑)恵方巻を頬張る日。
ご近所スーパーも恵方巻がずらり、真っ黒(笑)になっていることでしょう。
コロナ~は外、福と健康は内!!!ですね。
そんな節分イブの昨日、
仕事帰りの夫のマイバッグから、ほっこり温かな包みを発見。
やった~!!!御座候だぁ~♪
丸井今井に出店しているのよねぇ~。
「御座候」は兵庫県姫路で創業70年を超える回転焼きの人気店。
あんこたっぷりで一つ一つ手焼きされる「御座候」の名前の由来は
「お買い上げありがたく御座候」という感謝の気持ちからだとか。
ひとつ95円、百円玉でお釣りが来るお値段にこちらも感謝です。
小麦粉や卵を使った生地にあんこを挟んで焼き上げるお菓子は、
江戸時代、江戸は神田今川橋にあったお店が最初に始めたとされ、
関東を中心に「今川焼」という名前で親しまれていますが、
同じようなお菓子は全国津々浦々、さまざまな名前が付けられています。
主に関西は「回転焼き」、朝の連ドラ「カムカムエブリバディ」でも
ヒロインのるいが京都で回転焼きのお店を営んでいますよねぇ~。
近所の人が「この辺は、太鼓焼き、言うけどな」なんて台詞もあったな。
なるほど、京都あたりは太鼓焼きと言う場合もあるのね。
あんこたっぷりのほかほかおやつの名前はまさに百花繚乱。
江戸の「今川焼」から「甘太郎焼き」「三笠焼」「二重焼き」
「ホームラン焼き」に「花見焼き」「黄金焼き」「満月焼き」などなど、
さらに「ロンドン焼」なんて海を越えた名前までありました。
「ロンドン焼」は戦後の京都・新京極でハイカラなお菓子を作ろうと
当時新しかったカステラ生地を使い、名前もハイカラな「ロンドン焼」と
なったようです。カッシャンカッシャンと自動製菓機が焼き上げる様子は
今も新京極名物になっているらしい。
江戸の今川からロンドンまで。
あったかおやつが愛されているのがよくわかります。
ちなみに北海道では「大判焼き」と呼ばれることが多いようです。
あったな~、昭和の室蘭、輪西町の商店街にも大判焼きのお店、ありました。
家から歩いて5分もかからないご近所に
小学生くらいの時に小さなお店ができたのです。
名前は「大判焼き」でしたが、小判のような楕円形だったなぁ。
小豆の粒がつやつやしていて、甘さもしっかり、昭和の甘さだった。
甘党の亡き父はここの小判のような「大判焼き」が大好きで、
今のお父さんたちのように子供と連れ立って歩くような人ではなかったけれど
この大判焼きのお店には何度か連れて行ってくれた記憶があります。
大判焼きしかないお店の簡素なテーブルに父と2人で座るのが
ちょっと照れくさかったこともぼんやり覚えている。
焼きたての大判焼きのあんこは舌が火傷しそうなほど熱く、
小さな私はふ~ふ~、ふ~ふ~しながら用心深く食べているのに、
父はあっという間にぺろりと二個食べ終わっていて、
「お父さんは、すごい」と妙に感心したことを思い出す。
江戸の今川からロンドン、そして思い出の大判焼きまで。
あったかおやつは、今は会えない人の思い出も呼びおこす。
無口な父が幸せそうに熱々大判焼きを頬張る姿を思い出し
なんだか幸せな気持ちになった節分イブでした。
(写真は)
兵庫県姫路の名物
「御座候」
たっぷりのあんこが
たまりません♪

