もちきし蕎麦

もちもちな

噛み応え

きしきしな

歯応え

もちきし蕎麦

ウクライナ情勢から目が離せません。

平和な日常を破壊するロシアの軍事侵攻が首都キエフに迫っています。

空気を切り裂くミサイルの音、低空飛行する軍用ヘリの重低音。

美しい古都キエフの広場から市民の姿が消えました。

ウクライナ軍だけではなく民間人にも犠牲者が出ている模様です。

街には空襲警報のサイレンが鳴り響き、

アパートの地下の古い防空壕に避難する人々の様子を

テレビのニュースで観ました。

年老いた女性たちが泣く赤ちゃんをそっとあやしています。

近所の人々が言葉少なに寄り添ってじっと不安に耐えている中、

防寒着にくるまった小さな6歳くらいの女の子がいました。

その表情とつぶやきが、頭から離れません。

「・・・わたし、死にたくない。

・・・朝、ドーンと音がして目が覚めた。

・・・戦争は、いやだ」

大きな瞳から真珠のような涙がぽろぽろとこぼれるのでした。

この映像を見てもロシアはまだ軍隊を進めるのでしょうか。

この世でこれほど悲しい真珠の涙があるでしょうか。

お母さんの声や小鳥のさえずりで朝を迎えるはずの女の子が

爆撃の音で目覚めるなんて、そんな理不尽を神様は許すのでしょうか。

昨日の金曜ごはんの温かいお蕎麦を食べながらも

あの女の子の涙と悲しいつぶやきが頭から離れませんでした。

寒い防空壕で震えている小さな子どもたちのことを思うと

食べ物がうまく飲み込めなくなるような気持ちになります。

手打ちそば「さくら」のお蕎麦。

黒松内産のそば粉「幻の奈川」を使った太いゴツゴツしたお蕎麦は

独特のもちもちした食感、トッピングした愛媛のじゃこ天スティックは

小骨ごと挽いてあるのできしきしした歯応えがまた独特。

「さくら」は日高町の超有名店「いずみ食堂」の系列店で

家族か親戚が経営しているらしく、同じ美味しさがあります。

ロシアもウクライナもとっても近い親戚のような関係なのに。

どうして日常を蹂躙するような行動ができるのだろう。

いくら考えてもわからない。理解できない。

あの女の子は温かいスープでも口にできただろうか。

何を食べても、戦争の映像がショックな週末であります。

春はすぐそこなのに。

(写真は)

手打ちそば「さくら」

愛媛のじゃこ天を載せて。

もちもち&きしきし

あの子に食べさせてあげたい。