時間アミノ酸
あわてなくて
いいんだよね
じっくり
コツコツ
時間アミノ酸
今年も残すところあと2日。
いよいよ2021年のカウントダウンが始まったようで
年末の慌ただしさも増してくるなか、
全国的な年の瀬寒波が忙しさに拍車をかけていますね。
ご近所の八百屋さんで毎年買っていた京都産の海老芋も
西日本の積雪の影響でもう入荷してこないそうでガッカリ。
お正月食材は柚子や金時人参など道外産のものが多いので、
天候不良はちょっと響きます。柚子とか早めにゲットしておいてよかった。
そんなお買い物で振り返る2021年。
今年後半のヒット商品はコストコで仕入れたイタリアチーズの王様、
「パルミジャーノ・レッジャーノ」
スーパーで並んでいる小さなブロックではない約700gのメガサイズ。
「パルミジャーノ・レッジャーノ」は
北イタリアのエミリア・ロマーニャ州、モデナ、レッジョ・エミリア、
パルマ各県全域、ボローニャ県、ロンバルディア州マントヴァ県の一部などの
特定地域で生産された非常に硬質で高品質なハードチーズ。
30~40kgもある太鼓型をした「パルミジャーノ・レッジャーノ」は
イタリアの市場でもひときわ存在感のあるチーズとして有名で、
熟成を重ねた旨みはイタリア料理には欠かせません。
日本のイタリアンレストランでもデカい塊でリゾットを仕上げたり、
テーブルの上でパスタの仕上げに削ってくれたりしますよね、
あの、岩みたいに固い、超美味しいチーズであります。
一方、その美味しさから世界各地で「パルメザン」の名で
イミテーションが作られたため、パルミジャーノ・レッジャーノ協会は
伝統的なチーズを守るために熟成期間中に厳密な検査を行い、
約2年以上の長期熟成されたものを「パルミジャーノ・レッジャーノ」、
熟成12か月の時点で微小な傷やわずかな欠陥が見られたものを
「パルミジャーノ・レッジャーノ・メッツァーノ」と等級を分けています。
仕入れたのは24か月熟成「パルミジャーノ・レッジャーノ」。
むふふ、本物でっせ。と、ほくそ笑むのは、早計だった。
熟成期間が長くなればなるほど水分は蒸発し大理石のように固くなっているので、
文字通り歯が、いや、刃が、たたない(笑)
イタリアの市場では専用のナイフの柄を金づちで叩いて割るほど。
家庭でパスタやリゾットや前菜に削って頂こうとすれば、
それなりの道具がないと、普通のナイフでは刃が立たないのであります。
で、最近、奮発して、とうとう買っちゃいましたよ。
ハードチーズを薄く削るチーズスライサーと
細かく粉末状に磨りおろすチーズグレーター。
長年、ず~っと、いつかは買わなくちゃと思いながら、
ナイフでどうにかこうにかお茶を濁してきたのですが、
700gサイズの「パルミジャーノ・レッジャーノ」を前に奮発しちゃった。
もう最近はね、ブランドのお洋服やバッグよりも
使えるキッチングッズやお鍋を買った方がずっと満たされるのよ。
エルメスよりもヘンケルのチーズスライサー?
いや、エルメスはエルメスでもらえるなら嬉しいけど(笑)
ともかく、新しくゲットしたチーズスライサーで
「パルミジャーノ・レッジャーノ」を初削り!
おおお~、包装フィルムを開けたとたん、芳しい熟成香が鼻腔をくすぐる。
おおお~、熟成の証、白いアミノ酸のザラザラした結晶も見えるぞ。
いざ、スライサーを当ててそっと引くと・・・
おおお~、見事に薄くキレイに削れる、イタリアンレストランの再現!
まずはパルマのプロシュートとともにバゲットに載せてパクリ。
うっひょ~~~!!!旨みと香りが口中に広がる~!!!
かめばかむほど・・・チーズが重ねた歳月の旨みが深くなる。
チーズも人間も、時が、その味わいを醸成してくれるんだね。
結果や成果を出そうとあわてなくていい、焦らなくていい。
じっくり、コツコツ、時間がアミノ酸を生むのだから。
人生は、時間アミノ酸だ。
なんてね。
(写真は)
今年のお買い物大賞?
700gの「パルミジャーノ・レッジャーノ」と
ヘンケルのチーズスライサー
チーズグレーターも活躍中



